猫を飼う前に必要な心構え
猫を飼いたいと考えている人は、その見た目や声の可愛さに惹かれている人も多いのではないでしょうか。
しかし猫を飼うことは可愛いばかりではありません。猫を飼ってみて想像と違った、という人も多いです。
猫を飼うときに「つらい」と感じてしまうことは以下の通りです。
- トイレのニオイが気になる
- 抜け毛が多い
- 鳴き声がうるさい
- 夜に走り回る
- 粗相をする
- 吐いてしまう
- 旅行に行けない
- 家具がボロボロになる
これらは猫を飼っていると避けられないことです。
猫好きの多くは受け入れて生活できていますが、なかには「つらい」と感じてしまう人も。猫を飼う前にもう一度、最期まで育てる覚悟があるのか確かめてくださいね。
猫を飼って後悔したこと4選
猫を飼う前にしっかりと準備をしていても、いざ飼い始めると上手くいかないこともたくさんあります。
特に愛情があるからこそ「注意しておくべきだった」と後悔することもあるようです。
1.ご飯を与えすぎた
猫がご飯を食べている姿は、とても可愛らしくいつまでも見ていられます。
しかし一日に与えられる餌やおやつの量は決まっています。欲しがるままに与え続けていくと、当然肥満の原因になってしまいます。
欲しがるからと餌を与え続け、獣医師から太りすぎと注意を受けてしまう飼い主も少なくありません。
猫の肥満は病気のリスクを高め、臓器や関節への負担も大きくなるため注意が必要です。
特におやつは太りやすいので、爪切りやブラッシングの後など与えるタイミングを決めてあげると与えすぎを防ぐことができます。
2.鳴くたびに構いすぎた
猫は飼い主に要求があるとき、鳴き声で話しかけてくることがあります。
ごはんが欲しいときや遊んでほしいときに飼い主の側に来て、必死にアピールしてくる姿は可愛いですよね。
しかし鳴くたびに猫の要求に応えてしまうと、猫は「鳴けばやってくれる」と覚えてしまいます。
可愛い愛猫の鳴き声を無視するのはつらいですが、しつけのためにも無駄に鳴き癖をつけないようにしてあげましょう。
また子猫の頃から構いすぎると、不安分離症になってしまう可能性もあります。
お留守番どころか、同じ部屋にいないだけで鳴いてしまい、猫にも飼い主にもストレスがかかってしまうので注意しましょう。
3.想定外の出費
猫を飼育するには、当然お金もかかります。毎日の餌や猫砂、猫用品に医療費など、猫を看取るまで費用は掛かり続けます。
突然の病気や怪我など、想定することが難しい出費がかかってしまうことも避けられません。
そのため、飼う前に想定していた金額よりも多い出費になってしまうことも多いです。
飼い主の生活を圧迫してしまわないためにも、ペット保険や貯金で対応できるように準備しておきましょう。
4.ペットロス
ペットを飼う上で避けられないのが、ペットロスです。猫への愛情が強ければ強いほど、ロスは激しくなります。
穏やかに最期を迎える子もいれば、予期せず急に亡くなってしまう子もいるかもしれません。
愛猫がどのような最期を迎えたとしても、しっかりと供養してあげるところまでが飼い主の責任です。
居なくなった時のことを考えるのはつらいですが、いざという時に対応できるよう事前に流れを確認しておくようにしましょう。
猫を看取った後、私たち飼い主のメンタルを保つためにできることも考えておくと良いかもしれません。
まとめ
猫だけでなくペットを飼い始めるときは、いくら準備をしていても想定外の事は起こります。
猫が可愛いからと言ってすべての要求に応えてしまうと、健康に影響を及ぼす危険性もあるので注意が必要です。
時には心を鬼にしてしつけをしなければならないこともあるので、飼い主としてしっかりと対応するようにしましょう。
猫との生活で後悔することが無いように、準備と覚悟を持って過ごすようにしてくださいね。