1.好きなところで好きなだけ寝る
猫は1日になんと、16時間〜17時間ほど寝る動物と言われています。
日本人の1日の平均睡眠時間は6時間〜7時間が一般的なので、猫はその2倍寝ていることが分かります!
もちろん2度寝もOK、寝る場所も寝る格好も自由ですので、睡眠不足とはほぼ無縁と言えます。
飼い主さん自身はお仕事や勉強、家事などであわただしく、ときとして睡眠不足になってしまうこともある中、のんびり寝ていられる猫は本当にうらやましい存在です。
しかしそれ以上に、愛猫が気持ちよさそうに寝る姿に癒され、飼い主さんの頑張る源になっていることに違いないでしょう。
2.シャンプーなしでもいい匂い
私たち人間は、毎日のシャンプーや制汗剤、香水を利用して清潔感をキープしています。
一方の猫はシャンプー等を使わなくても、とてもいい匂いがします。
猫の匂いが好きな人は多く存在し、実際に猫の匂いがする香水やファブリックウォーターが販売されているほどです。
どうしてこれほどまでに、匂いに魅了されてしまうのでしょうか?
その秘密は「グルーミング」と呼ばれる毛づくろいや「ひなたぼっこ」をする習性にありました。
ひなたぼっこをすると自然と殺菌消毒作用が促されて、いわゆるお日様の匂いがするようです。
いい匂いがするのはもちろんうらやましいのですが、お風呂が面倒に思ったとき「猫はお風呂に入らなくてもいいのにな〜」と別の意味でうらやましくなるのは、きっと筆者だけではないかもしれません。
3.やわらかい身体を活かした身軽さ
ひとつひとつの動きがしなやかでシャープな猫!
細く狭い場所や高い場所も、お構いなしにスピーディーに移動している姿に感心しきりです。
猫と言えば、まるまって寝ている姿をイメージしがちですが、だら〜んと長く伸びた姿をみて「こんなに伸びるの?」とギャップに驚かされることもあるでしょう。
猫は人よりも骨が多いと言われておりますが、靱帯や皮膚までやわらかいことが、猫の柔軟性を手伝っているようです。
人にとっても身体のやわらかさは健康によく、ケガの予防や姿勢の改善などといったメリットがあります。
もし叶うのなら、猫のようなやわらかい身体を手に入れたいものです。
4.気持ちの切り替え上手
猫は基本的に気まぐれな性格と言われています。
例えば飼い主さんが甘えてほしいと思ったときにはツンツンしているのに、なにか別の作業に集中しているときに甘えてくるのは、日常茶飯事なのではないでしょうか?
筆者の愛猫はまさにそのとおりです。
なにか悪いことをして飼い主さんに叱られた直後は、少し落ち込んでいるようにみえるものの、すぐに切り替えてまた遊んでいる姿をみると、憎めないものです。
一方私たち人は、失敗や嫌な経験をすると、気持ちを引きずりやすい傾向にあります。
人間は「感情の生き物」とも言われているため、それは自然なことではありますが、猫の気持ちの切り替えの上手さは本当に見習いたいものです。
まとめ
皆さんは生まれ変わったらやはり猫になりたいですか?
飼い主さんが猫がうらやましく思う習性や行動は、イコール猫の魅力とも言えます。
見た目だけでも圧倒される可愛らしさなのに、いい匂いまでするとは、いったいどういうことなのでしょうか…?!
心も身体も身軽でしなやかに生きている姿には、単にうらやましいだけでなく、学ぶべきポイントもたくさんあります。
ただ、筆者の愛猫目線で考えると、飼い主に匂いを嗅がれたり、たくさん写真を撮られたり、ときどき話が通じなかったりと、少し大変なことも多そうです…!