猫もニッコリ『笑顔』になる?猫なりに笑っているときの3つの特徴

猫もニッコリ『笑顔』になる?猫なりに笑っているときの3つの特徴

「猫は表情の変化が少ない」としばしば耳にしますが、実は猫なりに笑っているときがあります。表情の変化や仕草、行動に猫の感情があらわれるのです。そこで今回は、猫なりに笑っているときの特徴についてご紹介します。

猫も「笑顔」になる?

目を丸くするサビ猫

猫は人間のように表情筋をいっぱい使って満面の「笑顔」になることはありませんが、それでも実は表情に感情はあらわしています。

猫は猫なりに、うれしそうな表情、楽しそうな表情など、いわゆる「笑顔」と呼べるような表情をしていることがあるのです。ただ人間があまり気付けていないだけなのです。

また、猫は感情を表情だけでなく、体全体を使って表現する動物です。しっぽやひげ、耳の動きや行動から、猫が笑っているかどうかを知ることができます。

猫なりの「笑顔」の特徴

撫でられる猫

猫は猫なりに笑っていることが分かったところで、その特徴について解説します。

犬のようにいわゆる「スマイル」ではないですが、以下の特徴を目にしたら猫なりに笑っている、と感じてあげましょう。ぜひ愛猫の「笑顔」も確認してみてくださいね。

1.瞳孔が大きくなる、耳を立てる、ひげが前を向く

猫は興味津々になっているときは、目をぱっちりさせてよく観察しようとしたり、音をよく聞こうとしたりします。このとき少し緊張もするので、ひげにも力が入ります。

猫がこのような表情をしているときは、ワクワクしたり気持ちがたかぶっているいるとき、といって良いでしょう。

2.目を細める、耳やひげの力が抜けている

目を細めたり、耳やひげの力がぬけている表情は、猫が満足しているとき、機嫌がいいときの顔です。

このとき、顔に余計な力が入っていません。撫でられてうれしい、安心してウトウトしているときなどに見られる猫の笑顔です。口元の力が抜けて少し口を開けたり、口角が少し上がったりして、微笑んでいるように見えることもあります。

我が家にも、ウトウトしているときはニッコリしているように見える猫がいます。その表情を目にすると、(あぁ、今機嫌がいいんだなぁ~)とこちらまで微笑ましくなります。

3.ゆっくりまばたきをする

飼い主さんと目が合った猫がゆっくりとまばたきをする仕草には「大好きだよ」の意味がこめられています。

飼い主さんも笑顔で猫と同じようにゆっくりまばたきをして猫の愛に応えてあげましょう。

仕草や行動でわかる猫の「笑顔」

スリスリする猫

猫は上記のような特徴以外にも、仕草や行動で「今笑顔にゃんだよ!」と教えてくれることがあります。おそらく見た目は普段通りのクールな表情かもしれませんが、心の中は嬉しかったり楽しかったりで満面の笑みであることを察してあげましょう。

しっぽをまっすぐに立てる

猫がしっぽをピンと立てて近づいてくるのは、うれしいときや甘えたいときです。

もともとは子猫が母猫にお尻をなめてもらうためにしていた仕草ですが、親しい相手に対してもするようになったのです。

スリスリする

猫が体をこすりつけるのは、においをつける「マーキング」の目的があります。しかし、飼い主さんにスリスリする場合は「構ってほしい」「甘えたい」「おねだりしたい」などのサインでもあります。

愛猫がスリスリしてくれたときは、ニッコリ笑顔で甘えてきてくれてると考えていいかもしれません。

ゴロゴロとのどを鳴らす

猫がゴロゴロとのどを鳴らすのは、リラックスしているときやおねだりをするときです。

このときの猫の表情は、嬉しくてるんるんとした表情だったり、力が抜けている顔をしていると思いますが、これが猫にとっての「笑顔」なのです。

まとめ

目を閉じている猫

猫が「笑顔」になっているときは、目や耳、ひげを使って興味津々な表情、満足そうな表情になっています。

また、顔の表情以外、たとえばしっぽの動きや瞬き、のどを鳴らすなどの仕草からも、猫が「笑顔」の気持ちでいることが判断できます。

はじめは猫の笑顔が分からなくても、愛猫と過ごす時間が長くなると表情や仕草の変化から笑っていることに気付けるようになります。普段の猫の表情や仕草をよく観察してみましょう。

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