猫が「暇だニャ…」と思っているときのサイン
1.飼い主さんにアピールする
甘えん坊な猫が暇を持て余しているときは、「暇だから構って~」「遊び相手になってよ~」と飼い主さんにアピールすることが多いです。愛猫がじーっと見つめてきたり、鳴いて甘えてきたりしたときには、「退屈なのかな?」と思って相手をしてあげてくださいね。
2.ぼーっと一点を見つめる
猫がぼーっと一点を見つめているときは「暇だニャ…」と思っているか、逆に何かに注意を払っているサインです。愛猫の視線の先に興味を引きそうなものがある場合や、何らかの音に耳を澄ませている場合には、邪魔せずにそっとしておいてあげましょう。
しかし暇すぎてぼーっとしているようなら、退屈を紛らわしてあげたいところです。
3.同じ場所をウロウロと歩く
暇な時間が続いてストレスを感じると、猫は同じ場所をウロウロと歩き回ることがあります。「何か楽しいことないかな~」と自分の興味を引くものを探しているのかもしれませんね。
ウロウロしながら鳴いている場合は、運動不足でイライラしている可能性が高いです。その時に遊び相手になってあげるだけでなく、日頃の運動習慣を見直すことも大切ですよ。
4.過剰なグルーミングをする
猫にはグルーミングをして自分の体をお手入れする習性がありますが、過剰なグルーミングは退屈すぎてストレスを感じているサインのひとつです。グルーミングをしすぎると、皮膚が炎症を起こしてしまうこともあるので注意しましょう。
愛猫が退屈しているときの対処法
おもちゃで一緒に遊ぶ
愛猫が暇そうにしているときは、ぜひ飼い主さんが一緒に遊んであげてください。おもちゃを獲物に見立てて追いかける遊びは、運動不足解消になるだけでなく、猫の狩猟本能を満たすこともできるのでおすすめです。遊びの最後にはしっかりおもちゃを仕留めさせて、愛猫を満足させることがポイントですよ。
スキンシップをとる
飼い主さんとのスキンシップも、愛猫の退屈を紛らわせる方法のひとつです。優しく声をかけながら撫でてあげると、愛猫も喜んでくれることでしょう。愛猫がブラッシングを嫌がらない子なら、この暇な時間を使ってお手入れをしてあげるのもおすすめですよ。
キャットタワーやひとり遊びできるおもちゃを用意
飼い主さんが忙しいときや愛猫がひとりでお留守番をしているときのために、愛猫がひとりで遊んだり運動したりできる環境を整えておくことが大切です。
キャットタワーを設置するといつでも上下運動ができるので、猫の運動不足解消にも効果があります。またひとり遊びができるおもちゃは、誤飲のリスクがない安全なものを選んでください。
まとめ
猫が「暇だニャ…」と感じているサインや、飼い主さんにできる対処法をご紹介しました。刺激のない退屈な日々が続くと、猫はストレスを感じたり運動不足になったりします。
健康に悪影響が出てしまう可能性もあるので、愛猫が退屈しすぎないように運動できる環境を整えたり、狩猟本能を満たせる遊びを取り入れたりしてあげてくださいね!