外国語で「猫」ってどう言うの?8ヵ国語で調べてみた!国別猫の鳴き声表現法も

外国語で「猫」ってどう言うの?8ヵ国語で調べてみた!国別猫の鳴き声表現法も

猫は、日本だけでなく海外でもポピュラーなペットなので、外国で飼育している人も多いです。そんな「猫」という名前は、日本語以外ではなんと呼ばれているのかご存じでしょうか。今回は鳴き声の表現の違いと併せてご紹介します!

日本では、猫は多くの人に愛されているだけでなく、昔から「魔除けの力がある」「縁起が良い」ともいわれています。それは海外でも同様で、エジプトでは黒猫の姿をしたバステトという神様の存在も知られています。

国を問わず愛され続ける猫ですが、外国語では猫をどのように呼ぶのか、英語以外ではわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「猫」の呼び名及びその鳴き声の表現法まで、日本語以外の言語について解説したいと思います。

外国語における「猫」

海外の景色でくつろぐ猫

まずは、海外での「猫」の呼び方について、知名度の高いものからご紹介していきましょう。

1.英語

世界で最も使っている人が多いといわれる言語である英語では、総称は「Cat/キャット」、オス猫は「Tomcat/トムキャット」、メス猫は「Tabby/タビー」と呼ばれています。また、子猫は「kitten/キトゥン」または「Kitty/キティ」と呼ばれます。

オスとメスで呼び方が違う、というのは初めて知る方も多いのではないでしょうか。

2.中国語

中国語では、日本と同様に文字での表記は「猫」となっています。ただし、その呼び方は「miao/マオ」となります。

5300年前に古代中国の農村が存在していた場所から猫と人間が共生していた、という事実が発覚するなど、中国は猫との関わりはとても深いようです。

3.韓国語

韓国語で猫は、「コヤンイ(ゴヤンイ)」と呼ばれています。また、子猫は「セキコヤンイ(セキゴヤンイ)」といいます。

かつての韓国では、猫はあまり良いイメージを持たれないこともありましたが、現在では若い世代を中心に人気が高まっているようです。

4.スペイン語

スペイン語では、猫の総称とオス猫は「Gato/ガト」と呼ばれています。メス猫は「Gate/ガータ」です。

スペイン語の特徴としては、子猫も性別によって名前が変わるところが挙げられます。

オスの子猫は「Gatito macho/ガティートマトゥ」、メスの子猫は「Gatito hembra/ガティートエンブラ」です。

5.フランス語

フランス語の猫の総称は「Chat/シャ」、子猫は「Chaton/シャトン」と呼ばれています。オス猫は「Matou/マトゥ」、メス猫は「Chatte/シャット」です。

フランスでは、犬よりも猫のほうが飼育頭数が多いといわれていて、ペット大国としても知られています。

6.ドイツ語

ドイツ語では、猫の総称は「katze/カッツェ」といいます。また、オス猫のみ「Kater/カーター」という別の呼び方があるほか、子猫は「Katchen/ケッツヒェン」と呼ばれます。

ドイツでは基本的に動物の殺処分が禁止されており、ティアハイムと呼ばれる保護施設がドイツ国内に500カ所以上存在しています。そして、保護された動物たちはほとんどが新たな飼い主さんにお迎えされるようです!

7.イタリア語

ドイツでは、猫の総称とオス猫が「Gatto/ガット」、メス猫は「Gatta/ガッタ」と呼ばれます。また、子猫の総称と子猫のオスは「Gattino/ガッティーノ」、子猫のメスは「Gattina/ガッティーナ」と呼ばれています。

特にイタリア人は猫好きといわれているほか、猫や犬の殺処分を禁止する法律も存在しています。

8.ロシア語

ロシア語の猫の総称は「コー」、メス猫は「コーシカ」、子猫は性別に関係なく「カテョーナク」と呼ばれます。

ロシアンブルーやサイベリアンなど、ロシア生まれの猫種は日本でも人気です。

海外の国別猫の鳴き声表現法

鳴いている猫

「猫」そのものの呼び方が分かったところで、では鳴き声についてはどのように異なるのでしょうか。

日本では、猫の鳴き声は「にゃー」と表現されるのが一般的ですが、もちろん言語の異なる外国では異なる表現がされています。

例えば英語では、「Meow/ミャオウ」や「Mew/ミュー」、中国語は「Miao/ミャオ」と表されます。その他、韓国語では「Yaong/ヤオン」、スペイン語は「Miau/ミャウ」、イタリア語は「Miao/ミャーオ」と表現されます。

鳴き声の聞こえ方や表現方法は国によって様々で、他の動物の鳴き声でも日本人からすると不思議な表現がされていることも多くあります。

その代表例として、日本では「コケコッコー」で表現される鶏の鳴き声は、英語で「クッカドゥードゥルドゥー」と表現されます。

まとめ

Veniceの猫

今回は、外国語では「猫」がどのように呼ばれているか、そして鳴き声の表現にどのような違いがあるかについてご紹介しました。

各国でさまざまな呼び方があり、呼び方が違っていても、それぞれ猫に対する愛情が伝わってきますよね。

普段はそんなに使う機会は少ないかもしれませんが、思わぬところで海外の猫好きさんとのコミュニケーションのきっかけになるかもしれませんので、ぜひ覚えてみてください。

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