1.遊んでいる
猫は夜行性なので、飼い主さんが眠ってしまった後も、元気に遊んでいることがあります。ひとりでおもちゃで遊んだり、多頭飼いの場合は同居猫と遊んでいることもあるでしょう。
中には「猫の運動会」を始めてしまう猫もいます。これは深夜から明け方に行われることが多く、複数で思い切り走り回られてしまうと、飼い主さんは寝不足になってしまうかもしれません。
2.イタズラしている
(寝ている間に何かイタズラをしているのでは…?)と心配になることもありますよね。キッチンで盗み食いをしたり、ゴミをあさったり、棚のものを落としたり…。朝になって「やられた~」ということになりかねません。
まずは寝る前には、猫に荒らされる要素を残しておかないように、室内を確認しておいた方が安心です。
また、寝ている飼い主さんを狙っていることも。寝返りを打ったり、手足が動いた拍子に猫に狙われる、などということもあるようなので、飼い主さんの寝床にやってくる習慣のある猫の場合は、念のため爪をこまめに切って安全にしておくことをおすすめします。
さらには、寝ている飼い主さんの顔を覗き込んで、瞼や口が動いた瞬間に手が出てしまうという猫もいるみたいなので、くれぐれも気を付けて下さいね。
3.ごはんを食べている
いつも寝る前に愛猫にごはんを与えている場合、飼い主さんが寝ている間には、残っているごはんを食べていることもあります。
ごはんを与えても一度に食べず、数回に分けて食べる猫がいますが、ちょこちょこ食べるのは、単独で狩りをしていた野生時代の名残なのです。
なお、飼い主さんが与えた分を食べているのなら問題ありませんが、キャットフードの袋をあさって盗み食いする場合はカロリーオーバーになってしまうため、注意が必要です。
キャットフードは、「袋に入っているから」と安心していると、猫の鋭い爪と牙で袋を破かれてしまうことがあります。そのため、猫が開けられない場所に袋をしまうか、ぴったりと蓋が閉まる容器で保管しましょう。
愛猫に夜を安全に過ごしてもらうために
飼い主さんが寝ていて、猫だけが起きている状況で気を付けたいのが「室内の環境」です。
猫の誤飲や誤食を防ぐために、食べものやゴミ、細かいものは寝る前に片付けておきましょう。キッチンなど猫がイタズラしやすい場所は、猫が入れないようにドアを閉めておくなどの対策も必要です。
また、猫が夜中に走り回ってると、飼い主さんとしても眠れなくて困りますよね。
猫に静かにしていてもらうためには、飼い主さんがたくさん遊んであげることです。できるだけ毎日おもちゃなどを使って運動させてあげましょう。余っていたエネルギーが発散されれば、朝まで静かにしていてくれるでしょう。
まとめ
猫は、飼い主さんが寝ている間、色々なことをしていますが、中には、一晩中飼い主さんと一緒に寝ているという猫もいますね。
人間と暮らしているうちに、飼い主さんの生活リズムに合わせて夜に寝るようになることがあります。特に冬は、ぬくもりを求めて布団に潜り込んでくる猫も多く、飼い主さんとしても幸せな時間ですよね。
また、夜の間は寝ているものの、何度か寝る場所を変えることもあるようです。
いずれにしても、夜は飼い主さんの目が届かない時間なので、猫が安全に過ごせるよう環境を整えておきましょう。