やめてほしいのに…猫が『カーテンに登る』理由3つ すぐに実践できる防止策も解説

やめてほしいのに…猫が『カーテンに登る』理由3つ すぐに実践できる防止策も解説

猫を室内飼いしていると、カーテンに登ってしまうことはないでしょうか。子猫のうちは「可愛いなぁ」で済むかもしれませんが、そのまま続けると危険なこともあるようです。本記事では、猫が「カーテンに登る」理由とすぐに実践できる防止策をご紹介したいと思います。

1.高いところが好き

キャットウォーク代わりにしてしまう

猫は高いところが好きなため、「少しでも高い位置から辺りを見下ろしたい」と考えて、カーテンに登っている可能性もあるでしょう。

高いところに登りたいのに登れる場所がないため、しかたなくカーテンに登っている、と考えられることもあるようです。

このような場合は、キャットタワーなどの「高い場所に登れるアイテム」を設置してあげることでカーテンに登る必要もなくなるため、カーテンに登ること自体をやめさせることができます。

窓の近くにキャットタワーを設置することで、猫は外を見ることができるようになり、新たなお気に入りの場所として認識してもらえる可能性も上がります。

2.飼い主から注目されたい

いたずらする猫

カーテンを登るのがいけないことだと分かっている猫は、カーテンを登ることで、飼い主さんが自分を下ろしにくることまで予測している可能性もあります。

さらに、カーテンから自分を下ろしにくる飼い主さんに対して(構ってもらえた♪)と認識してしまうこともあるのだとか。そのため、飼い主さんに構ってもらいたい、注目されたいという気持ちから、わざとカーテンに登ってしまうこともあるようなのです。

この場合は、普段から愛猫と遊ぶ時間やスキンシップの時間を多めに取ることで解決することもあるでしょう。

またイタズラに対しては、できるだけ反応せずにいると「つまらない」と感じてその行為をしなくなることもあるそうです。

3.爪とぎの代わりにしている

カーテンで遊ぶ子猫

カーテンの素材によっては、猫が「爪とぎ」として利用している可能性も考えられます。よくソファーなどで爪とぎしてしまう猫がいますが、それと同じような理由のようです。

たまたまカーテンに爪が引っかかった時など、ちょっとしたきっかけから「これは爪とぎできるものだ!」と勘違いしてしまうこともあるのだそうです。

この場合は、そもそも猫の爪が引っかからない素材のカーテンに交換してしまうことで解決することもあるでしょう。また定期的に猫の爪切りをすることで、カーテンに爪が引っかかってしまわないようにしてしまうことも大切です。

どうしてもカーテンの交換が難しい場合には、カーテンを高い位置で結んでしまうことで、猫の手の届かないようにしてしまうのも良いでしょう。

まとめ

カーテンを登る子猫

猫がカーテンに登るのには、上記のような様々な理由があるようですね。

子猫のうちは体重も軽いため「可愛いなぁ」と見ていられるかもしれませんが、成猫になれば当然ながら体重は子猫の比ではありません。子猫の時と同じ感覚でカーテンを登っていれば、カーテンが破れたり、カーテンレールが外れてしまったりして落下してしまう可能性もあります。

大切な愛猫のちょっとした行動が大事故に繋がらないよう、飼い主さんが配慮してあげる必要もでてくるでしょう。

もしあなたの愛猫がカーテンを登る子であるならば、ケガをしてしまわないよう今から対策しておくことをおすすめします。

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