名前に「猫」がつくほかの生き物5つ その理由もあわせてご紹介

名前に「猫」がつくほかの生き物5つ その理由もあわせてご紹介

生き物の中には一見猫と全く関係がなさそうでも、名前に「猫」がつく生き物が存在します。そこで今回は、名前に「猫」がつく生き物と、その名前で呼ばれる理由についてご紹介いたします。

1.ウミネコ(海猫)

歩くウミネコ

ウミネコは、カモメの仲間で日本各地の海辺で1年中見ることのできる海鳥です。

体の大きさは44㎝〜47㎝で、翼を広げると120㎝〜128㎝ほどの大きさになります。

ウミネコと呼ばれるようになった理由は、鳴き声が猫にそっくりだからなのだそう。

低めの声で「ニャーニャー」と猫のような鳴き方をするので、近くに猫がいるのではないかと勘違いする人もいるようです。

海に行く機会があったら、是非耳を澄ましてウミネコの鳴き声を聞いてみてくださいね。

2.ネコザメ(猫鮫)

水底にお腹を付けるネコザメ

ネコザメは、大人しい性格でペットとしても人気の高いサメの仲間です。

成長すると1.2mほどの大きさになり、2つある背びれの両方に棘が付いているのが特徴です。

ネコザメと呼ばれる理由は、隆起している目の上の形が猫の耳のように見えることが名前の由来となっています。

そのほか、噛む力が強くサザエなどを殻ごとバリバリと噛み砕いて食べることから「サザエ割り」という別の呼び方もあるようです。

3.ネコヤナギ(猫柳)

ネコヤナギの花穂をアップで写した画像

ネコヤナギは、ヤナギ科・ヤナギ属の落葉低木です。

北海道から九州まで日本各地の河川の水辺で見ることができます。

ネコヤナギの最大の特徴は、花穂(かすい)と呼ばれる白いふわふわとした花を付けることです。

そのふわふわの花穂が、もふっとした猫のしっぽに似ていることからネコヤナギと呼ばれるようになったそうです。

ネコヤナギの花言葉を見てみると「自由、思いのまま、気まま、率直、開放的」などがあり、猫のイメージや実際の性格と通ずるものがありますよね。

4.キャットテール

キャットテールの画像

キャットテールは、西インド原産のトウダイグサ科・アカリファ属の多年草で、育てやすいことから観賞植物として人気のある植物です。

キャットテールと呼ばれる理由は、その名の通り花が猫のしっぽのように見えることに由来しています。

ふさふさの赤い花が風に揺れていると、猫が尻尾を揺らしているように見える可愛らしい植物です。

キャットテールの花言葉は「気まま、上機嫌、陽気」などがあり、まさにリラックスした状態の猫が上機嫌で尻尾をゆらゆらと揺らす様子とぴったりの花言葉ですよね。

5.ブルーキャッツアイ

ブルーキャッツアイの画像

ブルーキャッツアイはブラジル原産のゴマノハグサ科・オタカンサス属の多年草です。

寒さにあまり強くないのですが、丈夫で育てやすいことから日本でも観賞植物として人気の高い植物です。

青色をした2枚の花弁と真ん中にある白斑が猫の目に見えることから、ブルーキャッツアイと呼ばれています。

花言葉は「気まぐれ、心変わり、移り気」などがあり、コロコロと表情を変える猫の瞳やクールで気まぐれな猫のイメージとぴったりの花言葉ですよね。

まとめ

小花の匂いを嗅ぐ猫

いかがでしたでしょうか。

今回は、名前に「猫」と付く生き物を5つご紹介いたしました。

どの生き物も猫とは全く関係のないように思えますが、猫の鳴き声や見た目の特徴などが由来になっていることがわかると親近感がわいてきますよね。

今回ご紹介した生き物を次に目にするときは、より愛着を持って観察することができるのではないでしょうか。

名前に猫と付く生き物は、ほかにもまだまだたくさん存在しています。

可愛い猫の特徴と照らし合わせながら、是非お気に入りの「猫」とつく生き物を探してみてくださいね。

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