猫にまつわる掃除で使える!自然由来のアイテム7選 「お茶」や「重曹」、使っても大丈夫?

猫にまつわる掃除で使える!自然由来のアイテム7選 「お茶」や「重曹」、使っても大丈夫?

猫にまつわる掃除をするとき何を使用していますか?一般的なお掃除スプレーなどを使っている人も多いでしょう。もちろん、それらのアイテムが良くないというわけではありませんが、猫の安全をしっかり守るのであれば「自然由来のアイテム」で掃除するのがおすすめです!そこで今回は、猫にまつわる掃除で使える自然由来のアイテムを7つ紹介します。また重曹やお茶は使ってOK?ということも解説していきますので、猫の飼い主さんはぜひ最後までお読みください。

猫にまつわる掃除でも使える自然由来のアイテム7選

掃除道具

1.重曹

重曹は猫の掃除に問題なく使用することができます。

重曹は、正式名称「炭酸水素ナトリウム」といい、弱アルカリ性で酸を中和したり消臭・吸湿作用のあるお掃除アイテムです。猫の掃除では、トイレ回りを掃除するのに効果的!

100円均一やドラッグストアでも安く購入できて、野良猫が来ないように、重曹を使って猫のニオイを消すといった使い方をしている人もいます。

2.セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダの使用も問題ありません。

重曹と同様にアルカリ性の物質ですが、重曹よりも高い洗浄力と水に溶けやすい特徴があります。重曹でも取り除くことのできないたんぱく質汚れなどは、セスキ炭酸ソーダを使ってみましょう。

100mlの水に1ℊのセスキ炭酸ソーダを溶かし「セスキ炭酸ソーダスプレー」として使うのが、おすすの使い方です。

3.ホタテパウダー

ホタテパウダーも猫に無害のお掃除アイテムです。

ホタテパウダーとは、ホタテの貝殻を高温で焼いてそれを粉末状にくだいたものをいいます。pH12以上と強アルカリ性で、消臭・殺菌・抗菌・除菌効果のある超優れモノ。スプレー尿など強いニオイでも、落とすことができるでしょう。

4.クエン酸

クエン酸は、猫グッズの洗浄に用いても問題ありません。

クエン酸とは、レモンやみかんなどに含まれている「酸っぱい成分」のこと。酸性成分であるため、アルカリ性の汚れを落とすのに適しています。

たとえば、アルカリ性である猫の「唾液」がついたおもちゃを掃除するのにうってつけ。ぬめりも簡単に落とすことができます。

5.お茶

お茶は猫グッズの掃除に使えますが、使用には注意が必要です。

というのも、お茶(とくに緑茶)にはカフェインが含まれており、猫の中毒の原因になります。お茶には抗菌・消臭効果があり、飲み終わったお茶パックを再利用する点でもとても経済的・ECOですが、猫がいる家庭にはおすすめはできません。

どうしてもお茶パックで掃除をするのであれば、その後ふき取ることも忘れずに。ただそのように手間も増えるので、重曹やクエン酸など別の手段を使った方が飼い主もハッピーかと思います。

6.酢

余計な添加物が入っていない「酢」であれば、猫の掃除に使用OKです。酢はクエン酸と同じ酸性の成分なので、同じように猫のアルカリ性の汚れを落とすのに適しています。

ただし、酢自体のニオイが強いため猫が嫌がることもあります。もし猫が嫌がるようであれば、あえて酢を使わなくても、クエン酸で代用するのもおすすめです。

7.米ぬか酵素洗剤

米ぬか酵素洗剤も猫にまつわる掃除で使えます。

米ぬか酵素洗剤というのは、米ぬかと酵素・フスマ・微生物からできたバイオ洗剤です。人工的な界面活性剤などの成分は含まれていないので、猫が万が一舐めてしまっても心配はありません。

弱アルカリ性の物資なので猫のトイレ回りのお掃除にとくに役立ちますが、それ以外でも十分効果のあるアイテムです。

自然由来のアイテムを使う時の注意点

猫をモップでなでる女性

自然由来のアイテムはそのほとんどが猫が舐めても安全ではありますが、猫に直接使うのはNG。猫はデリケートな動物なので、皮膚に炎症ができたり目に入ったりしたら大変です。

あくまでも、「猫グッズを掃除するため」の使用目的で活用するようにしてください。

まとめ

拭き掃除をする猫

猫にまつわるグッズを掃除するのであれば、自然由来のアイテムを活用するのがおすすめです。重曹やお茶も使用OK(ただし注意点もあります)。自然由来のアイテムは猫に対して安全性が高いうえに、洗浄力もあるので猫グッズの清掃に最適です。

掃除したい箇所や目的に合わせて、今回紹介したアイテムを上手に活用してみてください。アルカリ性のものを落としたいなら酸性アイテム(クエン酸・酢など)を、酸性のものを落としたいならアルカリ性のもの(重曹・セスキ炭酸ソーダ)を使いましょう。

自然由来のアイテムで、猫に安全&快適&清潔な環境を整えてくださいね。

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