「ネコ科動物」の違うところ
「ネコ科動物」には共通の特徴もたくさんあります。しかし、当然のことながら異なる特徴や習性もたくさんあります。
まずは、同じ猫科でも異なる点を紹介していきましょう。
泳ぎが得意な動物がいる
『猫は泳ぎが苦手』というイメージが強い人も多いと思いますが、実は泳ぎな得意なネコ科動物もいます。
トラやジャガーなどの動物は泳ぐことができ、水中などの獲物を捕食することもあります。
夜行性ではない動物もいる
野良猫などを見ていると夜に活動する子が多いですが、ネコ科動物の中には夜行性でなく日中に活動する動物もいます。
チーター、ピューマなどの猫科動物は夜ではなく昼に起きて狩りを行うことも多いのです。
「ネコ科動物」の同じところ
ライオンなど、猫と比べると大きな体をしたネコ科の動物は数多くいますが、体の大きさは違えど実は同じ習性を持っていたりします。
では次に、「ネコ科動物」ならではの共通する点を紹介していきましょう。
毛づくろいする
舌でぺろぺろと体を舐めたり、前足を使って頭を毛づくろいする習性は、実はさまざまなネコ科動物がやる行動でもあります。
多くのネコ科動物の舌にはざらざらとした細かい突起がついており、毛づくろいに適した形をしているのです。
高い場所に行きたがる
猫といえば「高いところにすぐ行きたがる」といった習性を思い浮かべる人も多いかと思います。
しかし猫だけでなく、多くのネコ科の動物は木の上などに登ることが得意で、高い場所でくつろいでいることも多いのです。
地上とは違い、高い場所のほうが天敵は少ないので「身を守りやすい」いう点から、本能的に高いところに行きたがるのかもしれませんね。
圧倒的なジャンプ力
高い場所から大ジャンプをするのが得意なのも、ネコ科ならではの特徴といえます。
大きくジャンプをして綺麗に着地ができるのは、高い場所を好むネコ科だからこそ身につけている能力なのでしょうね。
まとめ
「ネコ科動物」にはさまざまな種類がありますが、猫との多くの共通点がある一方で、ネコ科だからといって共通しない点も色々あります。
ぜひ日頃から「ネコ科動物」の行動や習性にも注目して、愛猫との共通点や違いなどを比較してみると面白いかもしれませんよ!