1.集中して猫と向き合う
猫を遊ばせるのは何のためでしょうか。猫の運動不足解消のため？猫のストレスを発散させるため？猫のためにしなければならないから、とテレビやスマホを見ながら遊ばせるなど、遊びに集中してあげないと、猫も乗ってきません。
猫と遊ぶ時は、飼い主も遊びに集中することです。猫と一緒に楽しむこと、これが猫を喜ばせるコツです。
おもちゃを大胆に動かしてみたり、追いかけっこをしたり、思い切り楽しんでみましょう。猫も飼い主が自分に向き合ってくれていると感じで喜んでくれますよ。
2.狩りを真似た遊ばせ方をする
猫は狩りをする動物です。しかし、家の中で飼われている猫はその経験がありません。そこで、飼い主がおもちゃを使って狩りをさせてあげましょう。おもちゃを獲物に見立てて、小動物や小鳥に似せた動きをするのです。
狩りの模倣をすることは、本能が刺激されて猫のテンションも上がることでしょう。獲物に見立てたおもちゃは、数回に1度は捕まえさせてあげるのがポイント。獲物を捕らえることができたという達成感が生まれます。遊びの最後にも捕まえさせてあげて下さいね。
3.音の出るもので遊ばせる
猫の遊びはおもちゃを使ったものばかりではありません。猫が好きなものに、ビニール袋や紙袋があります。これらは、触るとカサカサ、カシャカシャなどと音がしますね。この音が虫などの小さな生き物が歩く音に似ているのだそうです。
袋を置いておくだけで、放っておいても猫が自分で入って遊んでくれますが、さらに猫を喜ばせるには、袋を外から軽く叩いたり、撫でたりしてみましょう。袋の中で獲物を捕まえる気分で大暴れするかも知れません。
この時、手を使って遊ぶのは袋の外からとはいえ危険です。袋が破けて猫の爪でケガをする恐れがあります。猫じゃらしや棒などを使って遊んであげて下さいね。
4.おもちゃは使い終わったら片付ける
猫を遊ばせた猫じゃらしなどのおもちゃは、遊んだ後に放置せず片付けましょう。おもちゃを置きっぱなしにしておくと、飽きてしまう可能性があります。
そうでなくても猫は飽きっぽいもの。おもちゃは一種類だけでなく、いくつかをローテーションで遊ばせるのがおすすめです。
猫によって好きなおもちゃも様々です。愛猫のお気に入りを見つけてあげて下さいね。
まとめ
猫を遊ばせることは、よいコミュニケーションになり、飼い主との絆を深めてくれます。ただ遊ばせた方がよいから、というのではなく、一緒になって猫との時間を楽しみましょう。
猫は瞬発力には優れていますが、持久力がありません。遊びは1日10～15分程度がよいといわれています。長時間遊ぶ必要はないので、猫との時間を大切にしてあげて下さいね。
ただし、遊びに誘っても反応がない時は無理に遊ばせようとせず、猫がその気になるまで待ちましょう。