1.スリスリ
猫が飼い主さんにかまってほしいときに見せるサインとしてまず挙げられるのが、自分の体をスリスリ擦りつける仕草ではないでしょうか。
飼い主さんの足にスリスリとすり寄ってくる仕草をみせたら、きっとかまってほしいサインです。飼い猫がかまってほしそうに近寄ってきたら、満足するまでなでなでしてあげましょう。
ちなみに、猫が足元にスリスリするのが多いのは、朝起きたときや外出先から帰ってきたとき。もしかしたら「おはよう」「おかえり」というメッセージも込められているかもしれませんね。
2.体の上に乗る
猫がかまってほしいとき、体の上に乗って飼い主さんにアピールする子もいます。この行動も、猫がかまってほしいときに見せるサインのひとつです。
たとえば、飼い主さんが座っているときに猫がひざの上に乗ってくるケースがあります。ときには、そのままひざ上に丸まって居座ることも。特に寒さが厳しくなってくる秋から冬にかけては、人肌恋しくて猫がひざ上に乗る回数が増えやすいです。
警戒心が強い猫が人の体の上に乗るのは、その人のことを信頼しているからです。猫からの信頼を噛みしめながら、できるだけ体の上で過ごすことを許してあげましょう。
3.作業妨害
猫の中には、かまってほしいあまりに強硬手段をとる子もいます。
本を読んでいたら、急に猫が目の前に座って妨害してきたという経験はありませんか。他にもパソコン作業をしていたら、キーボードの上に猫が乗ってきたという方もいます。
このような作業妨害も、実は猫なりの「かまってほしい」ときに見せるサインなのです。
ただ、悪気がある訳ではありません。猫は読書やパソコンといった作業の意味を知りません。猫からしたら、飼い主さんがヒマそうにボーっとしているように見えるのです。
猫に作業妨害されても怒ったりせず、優しい対応を心掛けてあげましょう。
4.鳴く
飼い主さんに向かって大声で鳴く行為も、猫がかまってほしいときに見せるサインです。猫が近づいてきて、こちらを見ながらニャーッと話しかけてきたら、高確率で「かまってほしい」と思っています。
さらに猫の中には、ニャーッと鳴いた後、スリスリしたり体の上に乗ったりなどの行動を追加する子もいます。きっとそれほどかまって欲しいのですね。
猫がニャーと話しかけてきたとき、手が空きそうなら頭を撫でてあげましょう。きっと、猫も喜んでくれるはずです。
まとめ
今回紹介したサイン以外にも、猫は様々な方法で飼い主さんに「かまってほしい」という気持ちを伝えようとします。
大事なのは、このような「かまってほしい」サインを猫が見せたとき、無視しないであげること。猫も一生懸命アピールしているのに無視されるのは悲しいものです。
取り込み中ですぐに対応できなかったとしても、ひと段落付いたらかまってあげましょう。
今回の記事を参考に猫とより良い関係性を築いてみてください。