猫トイレをきれいに保つコツ 排泄をするたびにすべきお掃除や、定期的な丸洗いのタイミングなど

猫トイレをきれいに保つコツ 排泄をするたびにすべきお掃除や、定期的な丸洗いのタイミングなど

猫トイレは、猫の快適な生活において非常に重要な立ち位置にありますが、イマイチどうしたらよいかよく分からない…という飼い主さんも少なくないのではないでしょうか?愛猫が排泄をしたら何をすればよいか、また、定期的なお手入れはどうすべきかなど、猫トイレに関するポイントをお伝えいたします。

1.排泄物はマメに取り除こう!

掃除中の猫トイレを見つめる猫

飼い主さんと同じように猫も一日に数回、排泄をします。できれば排泄物は、すぐに取り除くのが望ましいでしょう。

飼い主さんの留守の時間が長いなどでマメに掃除ができない場合は、自動式トイレの導入や、数を増やすなどの対策が必要です。

なぜなら、猫はきれい好きのため、トイレが汚れていると排泄を我慢してしまう可能性があったり、粗相に繋がってしまう可能性があります。そうなると、猫も飼い主さんもお互いストレスを感じてしまいます。

まずは、愛猫が気持ちよく使えるトイレ環境を整えてあげましょう。それが、猫の心身の健康を保つポイントのひとつでもあります。

2.猫砂選びは慎重に

上から見た猫トイレ

猫砂にはたくさんの種類があり、どれがよいのか迷ってしまわれる飼い主さんも多いでしょう。筆者も愛猫を飼いはじめの頃は散々迷って、様々な種類の猫砂を試していました。

一般的に猫が好むのは、鉱物系の細かい猫砂だといわれています。普通の砂と感触や使用感が似ているので、馴染みやすいのでしょう。尿が固まるのでお掃除しやすい、という飼い主さん側のメリットもあります。

ただ、ほこりが舞いやすいため、なるべく吸い込まない方がよいです。ほこりが気になる場合は、舞い散りにくい処理がほどこされた鉱物系の猫砂がありますので、そのような商品を使うと安心でしょう。

その他、木製チップやおから、シリカゲルなどさまざまな材料から作られている猫砂があります。

どれを選択するかは、飼い主さん次第です。愛猫の好みや使い勝手などを鑑みながら、ベストな一品を選んであげてください。

3.月に一度は丸洗いをすべし

猫トイレのスコップを水道で洗う手

猫トイレは毎日使うものですから、当たり前ですが徐々に汚れていきます。

そのため、最低でも月に1度は猫砂を全取り換えし、トイレ自体も丸ごと洗うようにしましょう。細菌の繁殖やニオイを防ぐことができます。

もちろん洗う回数は月1回以上でもOKです。飼い主さんによって週1度、2週に1度など、さまざまでしょう。愛猫がものすごくきれい好きなら、マメに洗う必要が生じるかもしれません。

猫トイレを丸洗いせずに放置しておくと、汚れやニオイがキツくなり、段々と猫が使わなくなってきます。そうなると病気やストレス、粗相などのリスクがありますので、十分注意してください。

4.ニオイケアも大切

トイレに収まる猫

ご存じのように、猫の排泄物はとてもニオイがキツいです。そのため、猫トイレをきれいに保つには、ニオイケアも大切。ペット用の消臭剤などを用いて、マメにお手入れしていきましょう。消臭機能を備えた猫砂もあるため、そのような商品を選ぶのもひとつの方法です。

ちなみに、筆者宅ではシステムトイレを使用していますが、木製チップの猫砂とペットシーツで、ほぼニオイは気になりません。

猫の排泄物のニオイは、こびりついてしまうと大変です。ケアしないと家の外からでも「この家、猫飼ってる!」と分かるくらいに臭ってしまいますので、そうなる前にしっかりと対策していきましょう!

5.適切なトイレの数を用意する

多頭飼い用の猫トイレと猫

最後に、気になる猫トイレの数について言及していきましょう。トイレは「猫の頭数+1」が基本といわれています。余分が一つあることで、さまざまなストレスが軽減できるでしょう。

もちろん、「+1」以上用意できるようであれば、数を増やしてあげるとより快適になりそうです。ただ、飼い主さんの掃除の手間が増えたり設置場所がなかったりと限界はありますので、ムリのない程度にしてください。

愛猫の快適さを基本に考えるのが一番ですが、猫に合わせすぎて飼い主さんのストレスになるのも良くありません。ベストな落とし所を、見つけていってください。

まとめ

猫トイレの可愛い子猫たち

排泄物は汚いものと忌み嫌われがちですが、正常に排泄されないと健康の問題が出てきます。

猫トイレの環境によって愛猫の健康状態が左右される場合もあるため、ここはバッチリ整えていきましょう!

スポンサーリンク