猫が感謝をしているときのサイン
1.飼い主さんの体や髪を舐める
猫は自分の体をペロペロと舐めてお手入れする習性がありますが、親しい猫同士はお互いの毛づくろいをすることも。飼い主さんと良好な関係を築いている猫は、愛情表現の一環として、感謝の気持ちを込めて飼い主さんの体や髪を舐めてくれるようです。
猫の舌のザラザラした感触に驚いたり、手や顔が唾液まみれになってしまったりするかもしれませんが、愛猫なりの「ありがとニャ♡」をしっかり受け止めてあげてくださいね。
2.飼い主さんにスリスリと体を擦りつける
猫が飼い主さんにスリスリと体を擦りつけるのは、甘えているときや愛情表現がしたいときによく見られる仕草です。食事の用意などのお世話をしているときに愛猫がスリスリしてきた場合は、おそらく「いつもありがとう♪」とお礼を伝えてくれているのでしょう。
愛猫からのスキンシップや甘えはいつでも嬉しいものですが、お世話に対するお礼のスリスリがあると特に嬉しい気持ちになりますよね。飼い主さんも「これからも心を込めてお世話をさせていただきます!」とやる気がみなぎってくるのでは。
3.お腹を見せて寝転ぶ
お腹は急所なので、できるだけ誰にも見せたくない…というのが猫の本能です。しかし信頼している飼い主さんの前では、お腹を見せてもよいと感じる猫もいます。愛猫が仰向けに寝転んで無防備な姿を見せてくれるときは、「あなたを信頼しているからお腹も見せられるよ。いつもありがとニャ!」というというサインなのです。
またお腹を見せた状態で飼い主さんを見つめているときや、体をくねらせているときは、感謝を伝えたいだけでなく「今日も撫でてほしいな♡」「一緒に遊んで!」というおねだりの意味もあります。
4.プレゼントをくれる
人が心から感謝しているときには、相手にプレゼントを贈りたくなるものです。どうやら猫が感謝しているときにも「何かプレゼントしたい」という気持ちがわくようで、自分のおもちゃや捕まえた虫を飼い主さんに渡してくれる子もいるとのこと。
飼い主さんとしては、おもちゃや虫をもらっても困ってしまうかもしれませんが、愛猫の「プレゼントで飼い主さんを喜ばせたい」という気持ちは嬉しいですよね。
猫に「どういたしまして」を伝える方法
愛猫からの「ありがとニャ♡」のサインに気づいたときは、飼い主さんからも「どういたしまして」を伝えましょう。ぜひ愛猫の体を撫でながら「こちらそありがとう」と声をかけたり、「今日もいい子だね」と褒めたりしてあげてくださいね。
対応に注意が必要なのは、愛猫がプレゼントで感謝を伝えてくれた場合です。虫などをもらうと飼い主さんもつい悲鳴を上げてしまったり、いかにも嫌そうなリアクションをしてしまったりするかと思います。しかしよかれと思って贈ったプレゼントを嫌がられると、猫も悲しい気持ちになってしまうでしょう。
愛猫を傷つけないために、プレゼントがどのようなものでも、飼い主さんは「ありがとう」と言って一度受け取ってあげてください。そして愛猫が見ていないときに、こっそり処分しましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ココ♂ / 2歳 / サバトラ / 3.5kg
信頼している飼い主さんに対して、愛猫は仕草や行動で感謝の気持ちを伝えてくれています。愛猫からの「ありがとニャ♡」のサインに気づけると、飼い主さんもますますお世話に対するやる気がアップすることでしょう。
また愛猫からの感謝を飼い主さんが喜んで受け止めて、「どういたしまして」「こちらこそありがとう」と伝えることで、さらに絆が深まるはずですよ。猫と人間の関係においても、感謝を伝え合うことを大切にしていきたいですね。