猫の毛はなぜ抜ける?
猫の抜け毛には理由があります。
- 換毛期
- ストレス
- 病気
- 栄養不足
猫の換毛期は春と秋の年2回あるので、換毛期以外の理由でごっそりと毛が抜けている場合は動物病院で診てもらうようにしましょう。
わかりやすく大量に毛が抜けてしまう理由は上記のものですが、猫も人間と同じように毎日少量ずつ抜け毛は発生しています。
猫の毛は非常に軽く空気中を舞っているので、猫に触れなくても洋服に毛が付いてしまうのです。
そのため、猫と暮らしていて抜け毛を無くすことはできません。しかし、工夫次第で掃除の手間を減らすことは可能です。
猫の抜け毛にはコレ!毛取りにおすすめな便利グッズ
床に落ちている抜け毛は掃除機やほうきで取ることができますが、洋服やカーペット、ソファなどに付いた毛を掃除するのは大変ですよね。
布に付いている毛を取るのにおすすめのアイテムは、以下の通りです。
1.粘着シート
ローラータイプの粘着シートは、衣類に付着した毛を取るのに最適です。小さいタイプもあるので、持ち運びができ外出先でも使えるので重宝します。
2.シリコンブラシ
カーペットやソファには毛が繊維に絡みついていることがあるので、シリコンブラシがおすすめ。水洗いで繰り返し使えるので使い勝手のいいグッズです。
3.抜け毛専用クリーナー
また、掃除機のヘッドのような形をしたペットの抜け毛専用のクリーナーも販売されており、ミクロ繊維の折り込まれたブラシで毛を絡みとってくれます。
今日から使える!猫の抜け毛を取る裏ワザ
毛を掃除するときに使える簡単な裏ワザをご紹介します。
1.空気清浄機を使う
抜け毛は床や家具だけでなく、空気中にも舞い散っています。空気清浄機の集塵機能を使うことで、ある程度毛をまとめ、掃除の負担を減らすことができます。
2.柔軟剤を使用する
衣類に付いている毛は、洗濯だけでは取りきれません。柔軟剤を使用することで静電気を抑え、毛が付着しにくくなります。
ただし香りの強い柔軟剤は猫に悪影響を及ぼす可能性があるので、無香料かペット専用のものがおすすめです。
3.ランドリースポンジと一緒に洗濯をする
洗濯をするときにランドリースポンジを入れることで、毛を絡みとります。形や大きさの種類が豊富なので、洗濯機の種類に合わせて選びましょう。
抜け毛対策にはブラッシングが不可欠
猫の毛は換毛期にごっそりと生え替わりますが、換毛期以外にも毎日毛は抜けています。
抜け毛を放置してしまうと、毛玉ができたり、グルーミングで飲み込んだ毛が胃の中を刺激して病気になってしまうことも。
場合によっては胃に溜まった毛により、腸閉塞を起こす危険性もあるので注意が必要です。
そのため、猫にはこまめなブラッシングが非常に重要になります。
長毛種は毛が抜けやすく絡まりやすいので、基本的には毎日ブラッシングを行いましょう。
短毛種でも週に2~3回はブラッシングしてあげるのが理想です。
こまめにブラッシングをすることで、部屋を掃除する負担も減らすことができます。
まとめ
猫と一緒に生活していると、びっくりするような場所から毛が出てくることがありますよね。
抜け毛を無くすことはできなくても、掃除の負担を減らすことは工夫次第で可能です。
猫の健康管理にも繋がるので、こまめにブラッシングをしてコミュニケーションを取るようにしてくださいね。