猫が「これだけは譲れない!」と思うこと4選!こだわりが強い動物になった理由とは

猫が「これだけは譲れない!」と思うこと4選!こだわりが強い動物になった理由とは

自由気ままに暮らす猫は、生活の中で絶対に譲れないポイントがあります。どうしても譲歩できず、一生懸命抵抗してしまう場面も少なくありません。今回は、猫が「これだけは譲れない!」と思うことを解説します。

1.お気に入りの場所

ベッドルームにいる猫

猫が絶対譲れないこととしてまず挙げられるのが、「お気に入りの場所」。

猫にとって自分が気に入っている場所というのは縄張りであり、安心して休める大事な居場所です。お気に入りの場所に侵入者が現れたら怒って追い払おうとしますし、飼い主さんに片づけられそうなときは必死に抗議して抵抗します。

お気に入りの場所は、警戒心が強い猫が心を休められる数少ない居場所です。それがなくなってしまうことは、ストレスに直結します。猫が快適に暮らすためにも、お気に入りの場所は猫に譲ってあげましょう。

2.自分の気分

ご満悦な猫

続いて猫が譲れないこととして挙げられるのが、「自分の気分」です。

猫はマイペースな生き物。遊びたい気分ではないときは、まったくおもちゃに反応しませんし、気分が乗らないとき撫でられると怒って甘噛みすることもあります。逆に猫の気分が乗っていれば、大はしゃぎで遊び撫でられると尻尾ゆらゆら喉をゴロゴロさせて喜びます。

自分の気分によって行動や態度を決めるあたり、猫は本当に自由な動物だと感じます。そのような自由な在り方もまた、猫の魅力のひとつといえるでしょう。

3.綺麗なトイレしか使わない

猫トイレ

猫は綺麗好きな動物でもあり、トイレが汚いと排泄を我慢してしまうことも多々あります。当然、排泄を我慢することは猫の健康上よくありません。泌尿器系の疾病のリスクも高まるでしょう。

場合によっては、カーペットなどトイレ以外の場所で粗相をしたりもします。猫にとっては我慢も猫トイレ以外で排泄するのも、汚いトイレを使うよりはマシだと考えているのかもしれません。

猫のトイレ掃除も飼い主の義務。猫がトイレトラブルを起こさないよう、毎日綺麗な状態を維持してあげましょう。

4.自分が食べたいものを食べる

猫のご飯

せっかく愛猫のためにご飯を用意したのに食べてくれない…。そう悩まれる飼い主さんも多いはずです。

猫は基本的に、自分が食べたいと思ったものしか食べません。高いフードを買っても食べなかったのに、少し安めのフードは食べるというようなケースも珍しくありません。

また、猫のフードの好みには個体差があるといわれており、匂い・食べやすさ・形・旨味などが大きく関わってきます。添加物などを使っていない健康によさそうなフードであっても、猫の嗜好に合わなければそっぽを向かれてしまいます。

自分が食べたいものを食べるグルメなところも、猫らしいですね。

まとめ

偉そうな態度の猫

猫がこだわりが強い動物となったのは、自分のこだわりが生存を大きく左右するためです。単独行動を好む猫にとって、生存できるかどうかは自分次第。軽率で適当な行動が自分を危険にさらす可能性も大いにあります。

そのため、警戒心を強く持ち神経質になった結果、譲れないこだわりを持ちやすくなったのかもしれません。一見、ワガママに思えるかもしれませんが、猫にとっては生き残るために重要なことなのです。

今回の記事を参考に、猫のこだわりに対してなるべく寛容的になってみてはいかがでしょうか。

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