猫の鳴き方から分かる性格の傾向
1.飼い主さんを見て「ニャー」と鳴く猫は甘えん坊
猫が飼い主さんのほうを見て「ニャー」と鳴く時は、飼い主さんに甘えたいというアピールです。
愛猫が「ニャー」と鳴きながら見つめてくることが多いのなら、甘えん坊な性格だといえるでしょう。
猫が鳴いて甘えるのは、飼い主さんのことが大好きだからこその行動です。愛猫が甘えてきた時は要求に応えて、満足するまでスキンシップをとってあげたいですね。
2.高めの声で「ニャニャニャッ」と鳴く猫は社交的
猫が高めの声で「ニャニャニャッ」と鳴くのは、挨拶をしている時や機嫌がいい時です。
飼い主さんの前で「ニャニャニャッ」と鳴くことが多い猫は、飼い主さんとのコミュニケーションが大好きで、社交的な性格をしています。
あまりにもしつこく鳴き続けたり頻繁に鳴いたりする場合には、社交的というよりも構ってちゃんな一面があるのかもしれませんね。
3.低めの声で「ニャオーン」と鳴く猫は繊細
猫が低めの声で「ニャオーン」と鳴くのは、不安やストレスを感じているサインです。
「ニャオーン」という鳴き方をすることが多い猫は、些細なことで不安やストレスを感じやすい繊細な心の持ち主ということになります。
もしも愛猫が繊細な性格をしている場合は、鳴いている時の状況から何に対して不安やストレスを感じているのかを推測し、原因となるものを取り除いてあげましょう。
4.「シャーッ」と鳴いたり「ウーッ」と唸ったりする猫は警戒心が強い
猫が「シャーッ」と鳴いたり「ウーッ」と唸ったりするのは、威嚇をしているということです。
新しい猫用アイテムを見た時や苦手なお手入れをする時、来客があった時など、あらゆる場面で威嚇をする猫は警戒心が強いといえるでしょう。
警戒心が強い猫には、ひとりで落ち着いて過ごせる場所を用意してあげることが大切です。リラックスできる自分のテリトリーにいつでも逃げ込めるようにしておくと、警戒心の強い猫も安心して生活できます。
鳴かない猫は自立心が強い!接し方のポイントは?
よく鳴く猫がいる一方で、全く鳴かない猫や鳴く頻度が少ない猫もいます。
基本的に猫が鳴くのは、飼い主さんに対して「甘えたい」「不満を解消してほしい」などの要求がある場合がほとんどです。
鳴かない猫は飼い主さんに何かを要求する機会が少ないということなので、精神的に自立していて、あまり飼い主さんに甘えたり頼ったりしない傾向があります。
ただし鳴かない猫にも、決して甘えたい気持ちや要求がないというわけではありません。
愛猫が積極的に自分の気持ちをアピールしない場合には、飼い主さんが愛猫の気持ちを敏感に察知できるよう努力しましょう。
鳴かない猫は静かに飼い主さんを見つめるなど、鳴く以外の方法で気持ちを伝えようとしている場合があるので、愛猫からのサインを見逃さないようにしてくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:ファルコ♂ / 1歳 / キジトラ / 4.3kg
猫がどのような鳴き方をすることが多いかは、性格を理解するヒントになります。愛猫の性格に合わせた接し方をしたり、性格に配慮して過ごしやすい環境を整えたりするために、ぜひ日頃から鳴き方に注目してみてくださいね。
もちろん猫の鳴き方はその時の気持ちによって変わるので、甘えん坊な猫が威嚇をしたり、社交的な猫が不安そうに鳴いたりすることもあります。
愛猫が鳴いている時には、しっかり耳を傾けて気持ちを読み取ってあげましょう。