1.飼い主さんが要望を聞いてくれた瞬間
猫が喜ぶ瞬間としてまず考えられるのが、飼い主さんが猫の要望を聞いてくれたとき。かまってほしい、なでてほしい、一緒にいてほしいなど猫は様々な要望を鳴き声や仕草で伝えてきます。
しかしそのような猫からのメッセージの意味を、飼い主さんが正しく認識できるとは限りません。もしかしたら要望が届かないケースの方が多いでしょう。
一方で、そのような要望を飼い主さんが理解し、聞き届けてくれたときの喜びは大きいはずです。言葉や分かりやすい表現はしませんが、猫も内心喜んでいるはずです。
2.飼い主さんと遊べた瞬間
猫が「人生で最高に嬉しい」と思う瞬間の2つ目に挙げられるのは、大好きな飼い主さんと遊べたときではないでしょうか。お気に入りのおもちゃで飼い主さんと一緒に遊ぶ瞬間は、猫にとっても大切なひとときに違いありませんし、何事にも代えがたい時間です。
ただ、猫は本来短時間の運動を得意とする動物です。あまり長時間遊んでしまうとバテてしまったり飽きたりしてしまうので、5~10分程度の時間を心掛けてあげましょう。
3.美味しいご飯やおやつをもらえた瞬間
猫が大好きなご飯やおやつをもらえたときも、幸せを感じているかもしれません。美味しいものをお腹いっぱいになるまで食べられることは幸福なこと。猫にとっても、それは同じです。
美味しいご飯やおやつをお腹いっぱい食べた後の猫の表情は、どことなく幸せそう。満足した表情を浮かべながら、その後に毛繕いをしたりお昼寝したりします。
猫が幸せそうに食べている姿は、見ているこっちも穏やかな気持ちになります。だからといって、ご飯やおやつの与え過ぎはNG。肥満を誘発させてしまいます。猫のご飯やおやつは規定量を守ってあげましょう。
猫の喜んでいるサイン
猫は人間のように幸福を感じたとき、笑顔になったり言葉で表現したりはしません。ただ、まったく喜んでいる気持ちを表現しないかというとそうではありません。
以下のような仕草や行動で喜んでいる気持ちをアピールします。
- しっぽをピーンと立てている
- のどをゴロゴロ鳴らす
- すりすりする
- ヘソ天をする
上記のような仕草を猫が見せたら、上機嫌な可能性が高いです。
まとめ
人間とは価値観や判断基準が異なりますが、猫にも生きていて幸福を感じる瞬間は存在します。
飼い主さんからすればささいな出来事も、猫からしたら最高に嬉しいと感じる幸せかもしれません。
今回の記事を参考に、飼い猫が幸せを感じられているかどうか、観察してみてはいかがでしょうか。