1.お腹が空いた
猫が飼い主さんを前足でちょいちょいする理由として、お腹が空いたアピールをしている可能性が挙げられます。お腹が空いたときに飼い主さんをちょいちょいすることで、ご飯の用意を催促しているのです。ご飯の時刻が近づいたタイミングに行う子も多いようです。
かわいい飼い猫にちょいちょいとご飯をおねだりされたら、ついつい与えたくなってしまいますよね。ただし、可愛いからといってご飯を与え過ぎてしまうと肥満コース一直線。ちょいちょいとおねだりされても、ご飯やおやつを与えるのは程ほどを意識しましょう。
2.かまってほしい
猫のちょいちょいには、かまってほしいという意味が含まれるケースもあります。退屈しているとき、さみしいときに飼い主さんに相手してほしくて、ちょいちょいするのです。
中には、パソコンで仕事していたり、テレビ観賞している飼い主さんに振り向いてほしくて行う子もいます。飼い主さんに相手してほしくて前足ちょいちょいをしていると思うと、なんだか微笑ましいですよね。
3.一緒に遊びたい
かまってほしいという気持ちの延長線で、飼い主さんと一緒に遊びたくて前足ちょいちょいするケースもあります。「ねぇねぇ一緒に遊ぼうよ!」と心の中で思っているのかもしれません。仕事や勉強の途中に、遊ぼうよと誘われても困る方もいるはずですよね。
しかし、根を詰めすぎるのも考えもの。気分転換と休憩も兼ねて、猫とひと遊びしてあげるのもおすすめですよ♪
4.朝なので起きて欲しい
飼い主さんの中には、早朝に起こされる際ちょいちょいされる方もいます。このパターンの場合は「朝だよ、早く起きて!」という意味だけでなく、「早く起きて、朝ごはんを用意して!」という気持ちも込められていそうです。
この行動は可愛らしい反面、前足ちょいちょいされた飼い主さんとしては、(もう少し寝かせてほしいんだけど…)と切実に思うかもしれません。
猫が飼い主さんを起こす行動に一度でも応じてしまうと、猫は(こうすれば飼い主さんは起きてご飯を用意してくれる♡)と学習してしまいます。結果的に、朝起こす行動が習慣化し、場合によっては、エスカレートすることもあります。
すでに猫の前足ちょいちょいで起きてしまっているという飼い主さんは、愛猫の行動をエスカレートさせないためにも、ここは割り切って早起きを習慣化するのもよいかもしれません。
まとめ
猫の「前足ちょいちょい」に込められる意味は様々ですが、だいたい共通しているのが「飼い主さんに対する要望」です。ご飯がほしい、遊んでほしいなど、状況に応じたお願いをちょいちょいと前足で触ることで伝えてきます。
猫は言葉で気持ちや要望を伝えられない代わりに、仕草や行動で飼い主さんに表現します。前足ちょいちょいに込められた意味を察するだけでも、猫との関係性は良好なものとなっていきます。
今回の記事を参考に、もし今後前足ちょいちょいされたときには、愛猫が何を要望しているのかをまずは推測してみてくださいね。