猫に『ふみふみ』されやすい人の共通点
『ふみふみ』とは、授乳の際に子猫側がお乳の出を良くするために行う本能的な行動です。家猫は幼さが残りやすいので、成猫になっても時々この行動が見られることがあります。
飼い主さんを相手にすることも多いですが、特にふみふみの対象になりやすい人はいるのでしょうか?
そこで今回は、猫にふみふみされやすい人の共通点について解説いたします!
1.あまり動かない人
そもそも、ふみふみは対象となる相手がじっとしていなければできません。なので、あまり動かない人がターゲットになりやすいのです。
例えば、ある一定の時間になると読書に熱中する・ドラマ鑑賞を楽しむなどの習慣を持つ人です。
本を読むことやTVを観ることが日課であるように、猫にとってもルーティーンの1つとして組み込まれている可能性があります。お互いに至福のひとときを満喫するような感覚です。
2.ふわふわしたものを身につけている
ブランケットやセーターなど、ふわふわしたものを身につけている場合も対象者として選ばれやすい傾向にあります。
理由はとてもシンプルです。柔らかい質感のものが母猫の被毛に似ているからです。(この毛布、モコモコしていて温かい!お母さんみたいだなぁ♪)と思っています。
どこか懐かしい気分に浸れるので、ふみふみをすることで心が満たされています。
3.安定感のある姿勢になっている
仰向けに寝転んでいたり、腹ばいになっていたりと、比較的安定感のある姿勢でいる時も狙われやすいでしょう。
甘えっ子でふみふみをすることが好きな猫は、「今がチャンス!」と言わんばかりにやって来ます。
4.いつもお世話をしてくれている人
家族の中でも、特にご飯やトイレのお世話をしている人も選ばれやすいでしょう。これらを率先して行う人は母猫のような存在になりやすいからです。
安心して甘えることができ、思う存分子猫気分を楽しんでいます。
まとめ
猫が思わずふみふみをしたくなる人には、母猫のことを連想したり思い出しやすい要素がありました。
家猫は今いる場所から独立する事がないので、成猫になっても子猫気分に戻りやすい猫は、ふみふみをする機会も多くなりがちです。
なぜか自分だけ選ばれやすいという方には、今回ご紹介した中のどれかが該当したのではないでしょうか。愛猫がふみふみを始めたら、できるだけ付き合ってあげてください。
ちなみに、踏まれている側は癒されると同時にチクチクとした痛みに襲われています。ふみふみを頻繁にする猫と暮らす方は、こまめに愛猫の爪を切ってあげることをおすすめします。