一人暮らしで猫を飼う前に!知っておくと良い事

一人暮らしで猫を飼う前に!知っておくと良い事

一人暮らしだけど猫ちゃんを飼いたい・・・けど不安。という方は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。猫ちゃんを迎えるまでと暮らしてから、良かった事気をつけたい事などをまとめました。

一人暮らしで猫ちゃんを飼うということ

いつでも一緒

猫ちゃんとの出会いは、保護をしたり譲り受けたり、ペットショップで一目惚れしたりと様々です。里親募集や譲渡会からという方もいるでしょう。

その際、譲渡の条件として一人暮らし不可という事があります。これは留守がちになったり転勤や結婚などの関係で飼育放棄をする可能性があるという理由があるそうです。確かに一人暮らしをしている年齢の方は、働き盛りの方が多いと思います。

しかし、共働きの家庭でお子さんも学校となれば家にいない時間が多いでしょうから生命を預かっているという自覚が何より大切ではないかと思います。

猫ちゃんを飼う前に知っておく事

うっとりする猫

1.猫ちゃんを飼育できる環境か

一人暮らしの方の多くの方は賃貸物件に住んでいると思います。その物件が猫ちゃんの飼育が可能かどうかを知る必要があります。そうでない場合、契約違反となり違反金の請求や、最悪の場合強制退去になる事もあります。

一見、お金を出せば、退去すればと思いますが、退去後丹念にクリーニングしても強度の猫アレルギーの方は住めない事もあるそうです。

猫ちゃんと飼い主さん、そして他の人達の為にも生活環境だけは整えてあげましょう。しかし、まだまだペット可物件を見つける事はとても大変です。不動産屋の話では、「ペット可」となっていても実は「犬のみ」という場合が多いそうです。

実際、私が住んでいる家も蓋をあけてみれば、「犬のみ可」の物件でした。不動産屋を通し大家さんに交渉してもらい、「1匹のみ可」に変えていただく事ができました。

これから家を探される方は、まずは交渉してみましょう!最近は、猫ちゃんだけを飼えるおしゃれな賃貸マンションも出てきているので、諦めず探してみましょう!

2.近くに動物病院があるか

猫ちゃんを病院に連れて行くのはなかなか大変です。その上病院が遠いとなると、猫ちゃんも飼い主さんもヘトヘト。お車をお持ちの方でしたら労力が少し減るかもしれませんが、そうでない方は徒歩や公共交通機関を使う事になります。

病院に行くような事がない事が一番ですが、仔猫であればワクチンで年2回、成猫で年1回、そして去勢・避妊手術に必ず病院に連れて行かなくてはなりません。

猫ちゃんであれば、電車やバスは無料や手回り品扱いになりますが、周囲に気も遣うので徒歩圏内に病院がある事が望ましいと思います。

3.一番大事!金銭面の事

犬に比べれば、年間にかかる費用が少ない猫ちゃんですが、毎月ご飯代、衛生用品代はかかります。品種によりかかる費用は様々ですが、私の場合は1匹で月6,000円程です。

また、健康面から考えると安価なフードはあまりお勧めはできませんが、色々調べて納得でき且つ猫ちゃんが好んでくれるものを探しましょう。動物は病気になると実費がかかります。ペット保険の加入も視野に入れるといいかと思いますが、まずは病気や怪我をしない環境をつくる事が最善策です。

猫ちゃんが来てから気つける事

お留守番する仔猫

猫ちゃんはお留守番は得意といっても・・・

猫ちゃんは単独行動をする生き物なので、お留守番には強いと言われています。とはいえ、大好きな飼い主さんがなかなか帰ってこないのは寂しかったりつまらなかったり、ご飯はまだか!とそわそわしていることでしょう。

ただ、一般的なお仕事で家を空ける分には、授乳の必要な仔猫でなければ健康な猫ちゃんは気ままにお留守番しています。帰ってから存分に遊んであげれば問題ありません。

しかし1泊以上家を空けるとなると、ご飯やトイレの問題が出てきます。特に猫は汚れたトイレを嫌うので、粗相へ繋がる事もあります。真夏や真冬以外であれば1泊のお留守番は大丈夫ですが、それ以上になる場合はお世話をしてくれる人を探しましょう。

私は1泊以上空ける時は、友人かペットシッターさんにお願いしています。それでも2泊が限界です。猫ちゃんがではなく、私の方がですけどね。

またペットシッターさんは、保護活動などされてる方も多く、災害時の対策や避難場所など知識をたくさん持たれてる方もいらっしゃいます。色々教えてくださるので、一人暮らしには強いし味方になりますよ。

猫ちゃんだけではなく、人間も健康で!

診察中の猫

一人暮らしで一番辛いこと、それは病気になる事でしょう。寝込んでしまったら自分の事さえまともにできない。かといって猫ちゃんのお世話をしなくていいわけではありません。私は熱で寝込んだ時、はじめは心配してくれたのか添い寝をしてくれましたが、まだまだ生後半年の元気な盛りだった事もあり、2日も経つと家中を走り回り家の中がめちゃくちゃになりました。

病気の時に誰かの世話をする、という事はとても大変です。そうならない為にも、日頃から健康維持を心がけましょう。猫ちゃんも人間も、健康第一です!

一人暮らしで猫ちゃんを飼ってよかった事

部屋で遊ぶ

一人暮らしは気ままでいいものです。そこに気ままな猫ちゃんが来る事で、失うものはないと思います。生活リズムが整っている猫と暮らす事で、まず自分自身の生活リズムが整いました。早寝早起きをするようになり、毎朝掃除機をかけるなど、規則正しい生活を送れるようになりました。そしてなるべく早く仕事を終わらせようとと工夫をするようになり、仕事効率もよくなりました。

でも、やはり一番は家に帰る楽しみができた事です。自分の帰りを待ってくれてる存在があるという事はとても幸せです。玄関前から、鳴き声が聞こえるといやな事も吹っ飛んでしまいます。そして、生命を預かっているという責任感は数人で世話をするよりずっと大きなものになります。それにより、今まで気づかなかった自分に気づける事もあるかと思います。

まとめ

クッションでうとうと

一人暮らしに猫ちゃんを迎える事は、大変さはあってもそれ以上の幸せや楽しさがあります。

  • 生活環境
  • 金銭面
  • 外泊やトラブル時の対策
  • 猫と人間の健康管理

以上が私が感じた気をつけたい事です。今、猫ちゃんを飼おうか迷われてる方がいらっしゃったら、参考にして頂ければ幸いです。

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