猫を『撫でてはいけない』タイミング6つ!嫌がっているサインも合わせて解説

猫を『撫でてはいけない』タイミング6つ!嫌がっているサインも合わせて解説

愛猫との絆を深めるために、スキンシップは大切です。しかし猫はいつでも撫でられたいと思っているわけではなく、タイミングが悪いと機嫌を損ねてしまうため注意しなくてはなりません。猫を撫でてはいけないタイミングと、嫌がっている時に見せるサインをご紹介します。

猫を撫でてはいけないタイミング

撫でようとする飼い主さんに怒る猫

1.熟睡している時

無防備に寝ている愛猫を見ると、可愛くて撫でたくなるという飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし猫がぐっすり眠っている時に突然撫でると、驚かせてしまうのでよくありません。睡眠を邪魔されるという経験をすると、愛猫に警戒心が芽生えて安心して眠れなくなってしまうので気をつけましょう。

熟睡している時ではなくウトウトしている時なら、撫でられることを嫌がらない猫もいます。むしろ飼い主さんに撫でられながら微睡むことに幸せを感じる猫もいるので、寝ている時のスキンシップを控えるべきかどうかは愛猫の様子を見て判断しましょう。

2.食事中

食事中の猫は、目の前にあるごはんに集中しています。何かに集中している時に撫でられると、猫は「邪魔された!」と不快に感じるので食事中のスキンシップはNGです。

また現代の猫にも野生の本能が残っているため、食事中は「獲物を横取りされるかもしれない…」という不安を感じています。飼い主さんが撫でようとして手を伸ばすと、獲物を取られると勘違いした猫が噛みついたり引っ掻いたりしてくる可能性もあるのです。

愛猫に安心してごはんを味わってもらうためにも、食事中はそっとしておいてあげましょう。

3.トイレをしている時

トイレをしている時、動物はどうしても無防備になってしまうものです。無防備になる排泄中に誰かがそばにいると、落ち着かないのは当然ですよね。たとえ信頼している飼い主さんであっても、トイレをしている時には触らないでほしいというのが猫の心理でしょう。

愛猫がリラックスして排泄できるように、トイレにいる時はひとりにしてあげてくださいね。トイレ中の猫にちょっかいをかけて嫌な思いをさせると、トイレを我慢するようになってしまう場合もあるので気をつけましょう。

4.毛繕いをしている時

猫は綺麗好きなので、いつも熱心に毛繕いをして毛並みを整えています。毛繕いをしている時に飼い主さんが体を撫でると、せっかく整えた毛並みが乱れてしまうので、愛猫が怒ってしまうこともあるのです。

愛猫を怒らせないための配慮として、毛繕いをしている最中や毛繕いをした直後には撫でないようにしましょう。

5.遊びに夢中になっている時

愛猫が遊びに夢中になっている時に撫でるのは、遊びの邪魔になってしまうのでNGです。

また遊びに夢中になっている時は、猫が興奮しすぎることもありますよね。興奮している猫に触ると、噛みつかれたり引っかかれたりする可能性があるため危険です。飼い主さんの怪我を防ぐためにも、遊びに夢中になっている時に愛猫を撫でることは控えましょう。

6.不安や警戒心を抱いている時

猫がスキンシップを喜ぶのは、リラックスしている時や機嫌がいい時です。反対に不安や警戒心を抱いている時は、そっとしておいてほしいと思っています。飼い主さんが安心させようとして撫でても、猫の不安や警戒心はなかなか薄れません。ひとりで静かに過ごすほうが、猫の心は休まるのです。

猫が撫でられるのを嫌がっているサイン

イカ耳の不機嫌な猫

愛猫が撫でられるのを嫌がっているかどうかは、猫の仕草や行動を見て判断しましょう。威嚇したり、耳を横に寝かせて「イカ耳」と呼ばれる状態になったりしていたら、嫌がっているサインです。機嫌が悪い、もしくは不安を感じていたり警戒していたりするということなので、そっとしておいてあげてください。

また猫を撫でている時には、猫の様子を見て「もうやめて」というサインが出たらすぐにスキンシップを終了することが大切です。はじめは撫でると喜んでいた場合も、ずっと撫で続けると猫は飽きてイライラしてきます。

しっぽを左右にバタバタと激しく動かすようになったら、イライラしているサインです。スキンシップをやめるタイミングを逃すと、愛猫が不機嫌になってしまうので注意したいですね。

まとめ

歯をむき出して威嚇する猫

猫とのスキンシップは、猫が望んだタイミングで行うことが大切です。撫でるタイミングを間違えると、愛猫に怒られたり機嫌を損ねたりしてしまうかもしれないので気をつけましょう。

猫は甘えたい時や撫でてほしい時には、飼い主さんを見つめたり体を擦りつけたりしてアピールします。いつ撫でればいいのかタイミングに悩むという方は、猫のほうから「撫でて~♡」とアピールしてくるのを待つのがおすすめですよ。

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