1.刺激しない
![威嚇する猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/d7aa8f889ecc593c5dec186c6bd98c92.jpg)
猫が攻撃的になってしまったとき、猫を落ち着かせようとして声をかけたり、体を撫でたりしたくなりますよね。
しかしこれが猫にとって刺激となり、さらに攻撃性が増してしまうおそれがあります。
2.距離をとる
![横を向いて立っている猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/d13237fb3bafe94ca1c8406fbfd7df6c.jpg)
攻撃的になっている猫を落ち着かせるには、近づかないことがポイントです。なだめようと近づくだけで攻撃をされて、ケガをしてしまう可能性があります。
攻撃的になっている猫を落ち着かせるためには、空いている部屋やケージなどにおやつを使って猫を誘導してあげます。ごはん、水、トイレを用意して隔離します。
猫と距離をおいて気持ちが落ち着くように環境を作ってあげましょう。部屋やケージがない場合は、猫から飼い主さんが見えない場所に移動しましょう。
3.怖がらせない
![隠れている猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/cb3b79fe7f91157667fd584b68fe9fbc.jpg)
飼い主さんに対して攻撃的になった猫を叱ったり、体罰を与えたりすると余計に興奮させてしまいます。
そもそも、何らかの原因があるせいで、恐怖心から攻撃的になっていることもあります。
叱ったり、大きな音を出したりするなど、猫に恐怖を感じさせてしまうようなことは普段からしないように心掛けましょう。
4.攻撃的になる原因を取り除く
![喧嘩する2匹の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/27758aea8ff88fd41cfe80b9b6223225.jpg)
同居猫との関係が良くない、外にいる猫に警戒しているなど、猫が攻撃的になってしまう根本的な原因を探して対策する必要があります。
多頭飼育の場合、寝床、トイレ、食事場所など猫それぞれの場所を用意しましょう。外にいる猫に対して興奮して攻撃的になってしまう場合は、カーテンをするなどして姿が見えないようにします。
また、ストレスを発散できる環境も必要です。爪とぎは爪のお手入れだけでなく、気持ちを落ち着かせたり、ストレスを発散させる意味もあります。ダンボール、麻、木など猫の好みの爪とぎ器を色々な場所に設置してみてください。
5.ひどい場合は動物病院に相談をする
![動物病院にいるペットキャリーの中の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/53d276902b086616063c21852aacee45.jpg)
猫の攻撃性がひどくなってきたときは、かかりつけの動物病院に相談をしましょう。病気の影響で興奮したりパニックになったりして攻撃的になっている可能性があります。
例えば、猫に関節炎や胃腸炎などで痛みがあると、触られるのを嫌がって攻撃的になったり、甲状腺機能亢進症の症状で攻撃性が増したりすることがあります。
まとめ
![噛みつこうとしている猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/7787fa8058132764bad6a9458e0ec68c.jpg)
猫が攻撃的になるのは色々な原因が考えられますが、まずは興奮させないようにすることが大切です。
声をかけたり撫でようとしたりせず、猫から離れてひとりにしてあげましょう。近づくと猫がさらに興奮して飼い主さんがケガをするおそれがあります。
あまりにも攻撃性が酷く長く続くようであれば、病気が関係している可能性がありますので、早めに動物病院を受診しましょう。