猫がいるお家にもOKな『観葉植物』6選!トラブルを防ぐための対策方法も

猫がいるお家にもOKな『観葉植物』6選!トラブルを防ぐための対策方法も

猫を飼っていても、部屋のインテリアとして安全な観葉植物を飾りたいと考えている方は多いかと思います。しかし、観葉植物の種類によっては猫との相性が悪く、誤飲やケガといったトラブルのきっかけになることも。本記事では、猫がいるお家にもオススメな観葉植物の種類と安全対策についてご紹介します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

猫がいるお家にもOKな『観葉植物』とは

猫と観葉植物

猫のいる場所に「観葉植物」を飾りたい方は少なくないのではないでしょうか。しかし、猫と相性が悪い種類もありますので、事前に確認しておく必要があります。

そこで今回は、猫がいても大丈夫な観葉植物をご紹介します。

1.パキラ

観葉植物の中でも知名度のあるパキラは、日が当たらなくても明るい部屋であれば育つため、初心者でも簡単に育てることができます。

葉や茎には猫に有害な毒は含まれていないので、猫が過ごす部屋に置いても安心です。

またサイズも豊富で、時期に気をつければ大きくなったパキラを剪定して挿し木から増やすことも可能です。

2.ガジュマル

幸運を呼ぶ木としても有名なガジュマルは、幹が太く育てやすい人気の観葉植物です。毒性はないため、猫が万が一食べてしまっても問題はありません。

猫草のような先が尖った葉の植物は、猫にイタズラされることも多いですが、葉が小さいガジュマルは猫が興味を示しにくいです。

3.サンスベリア

サンスベリアは上へ向かって真っすぐに生える観葉植物で、インテリアとしても人気があります。

適した場所に置けばイタズラされることも少ないので、猫のいる部屋では安全性が高くオススメです。

空気を綺麗にしてくれる効果もあるため、人にも動物にも優しい植物です。

4.ぺぺロミア

ペペロミアは種類が豊富で、それぞれの葉の色や模様がとても個性的な植物です。

乾燥した空気にも比較的強く、サイズも小ぶりなものが多いので、窓際や棚の上など場所を選ばずに育てられます。

猫に有害な植物ではありませんが、鉢を倒されないように工夫が必要です。

5.テーブルヤシ

テーブルヤシのようなヤシ科の植物は、猫が食べてしまっても危険性はなく、手軽に育てられる観葉植物です。成長するスピードが遅いので、大きくなりすぎることもありません。

暑さに強く、寒さには弱いため、置き場所や過度な水やりに気をつければ綺麗な葉を維持することができます。

葉が細いテーブルヤシは、風に揺らめくと猫が興味を持ちやすいので、置き場所には注意したいところです。

6.エバーフレッシュ

エバーフレッシュは昼に葉を広げ、夜に葉を閉じるという変わった特徴をもっています。見た目にもスタイリッシュで涼やかな印象のある葉は、暑い日にも気分を変えてくれそうな観葉植物です。

葉がゆらゆらと風になびきやすいので、猫がイタズラしないよう注意は必要ですが、食べてしまっても害はありません。

猫と観葉植物のトラブルを防ぐための対策

植木鉢を倒す猫
  • 安定感のある植木鉢を選ぶ
  • 猫が触れにくい場所に置く
  • トゲや葉先が尖った植物はNG
  • プランターカバーを取り付ける

観葉植物にまつわるトラブルを防ぐには、大前提として毒性がなく、猫が触れてもケガをしない観葉植物を選ぶことが大切です。若い猫は好奇心も旺盛なので、揺れる葉に飛びついて鉢ごと倒さないように置き場所には十分注意しましょう。

猫は習性から土をいじったり掘ったりする可能性もあるため、プランターカバーを付けておくとイタズラ対策として効果的です。小さく軽い植物なら吊るしてみるのも良さそうですね。

まとめ

観葉植物の葉のニオイを嗅ぐ猫

見た目を重視して選ぶことが多い観葉植物ですが、猫と暮らしている場合は毒性がなく、ケガの心配がない種類を選ぶことが大切です。猫と暮らしている部屋に植物を置くと、倒す、落とすといった予想外の行動をとる可能性もあります。イタズラされやすく不安定な場所には初めから置かないほうが安心です。

猫に安全な植物でも、食べる量や猫の体調によっては体に影響をもたらすこともあります。万が一食べてしまったときは猫に異変がないか、様子を気にかけてあげるようにしましょう。

観葉植物を置く前には、猫のあらゆる危険性を考慮しながら緑のある素敵な空間を作りたいですね。

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