1.物静か
猫が好みやすい人の特徴として、まず挙げられるのが物静かであるかどうか。警戒心が強く聴覚が発達している猫にとって、音はデリケートな項目。人間が発する生活音が猫にとって不快である事は珍しくありません。そのため、物音を大きく立てる、騒がしい、声が大きい方は猫から嫌われやすい傾向にあります。
一方で、物音を立てず静かに生活している人に対しては猫も安心感を抱きます。この人はうるさくない、安心して近くにいられると感じ、そばに近寄ります。
2.猫が嫌がることをしない
無理矢理抱っこする、追いかけ回すなど猫が嫌がることをするかどうかも好き嫌いを左右するポイントです。当たり前ですが、猫が嫌がる行動をとらない方ほど、猫から好かれやすいです。
ただし、注意したいのは行動だけではありません。身に付けている匂いによっても、猫は嫌いか判定します。香りが強い香水やタバコの匂いがする人とも猫は距離を置きたがります。
猫に好かれたいのであれば、まず猫が嫌がることが何なのかを理解するところからスタートしましょう。
3.猫のお世話をする
普段から猫のお世話をしている人は、猫から母親に近い存在だと思われており親愛に近い愛情を向けられます。特にご飯を用意してくれる人には、心を開きやすいです。
ご飯以外にもトイレ掃除や飲み水の交換なども大事なお世話。そうしたお世話を毎日してくれている人は猫から好かれやすいです。そもそも猫の世話は飼い主の義務。トイレ掃除や飲み水交換くらいなどとは思わず毎日行ってあげましょう。
4.愛情を込めている
普段から猫に対して愛情を向けているかも重要なポイント。猫への愛情は行動の端々に表れ、猫との関係性をプラスの方向に導いてくれます。
やさしく丁寧にブラッシングする、穏やかに話しかけるなどが代表的な愛情表現。また、猫について学ぼうとすることもひとつの愛情といえます。
ただし、猫にとって良かれと思って行う愛情表現も的外れであれば逆効果。猫が嫌がる結果となってしまいます。猫に好ましい行動やお世話が何なのかを理解することも大事です。
まとめ
猫から好かれる人には、猫が安心感を抱ける特徴を兼ね備えています。警戒心が強い猫にとって、安心してそばに近寄れる存在は母親みたいなもの。懐くのも当たり前といえます。
ただ、猫にとって好ましいと思っていても、実は逆効果だったということも珍しくありません。猫に好かれたいのであれば、まず猫の生態と感性を勉強し理解するところから始めてみてください。