1.寝ているところを邪魔する
人間だって、リラックス中や寝ている時に構われたりするのは嫌なものですよね。これは猫にも当てはまります。寝ているところを邪魔されるのは、猫にとってストレスに感じてしまう可能性もあります。
もちろんトイレや食事中も邪魔されるのは嫌がりますが、寝ているところを起こされると不機嫌になりやすいようですね。
そのため、猫が寝ている時はそっとしておいてあげるのが一番良いでしょう。寝ている姿が可愛くて撫でたくなってしまう人もいると思いますが、そこはグッと堪えて、猫が起きている時に撫でてあげるようにしましょう。
2.スキンシップが長すぎる
猫から「構って!」と飼い主さんにアピールすることはあります。しかし、自分が満足したら「もういいよ!」というサインを出してきます。
このサインを無視して構い続けていると、猫はとたんに不機嫌になってしまうようです。猫にとって飼い主さんがまだ構い足りないと感じているかどうかより、自分が満足したらそれ以上は構って欲しくない、というスタンスのようです。
それでも構い続けてしまうと攻撃されてしまう危険性もありますし、何より「この人は自分の好きなようにさせてくれない」と感じて信頼を失ってしまう結果にもなりかねません。
そのため、猫のほうから抱っこや撫でて欲しいアピールをされたとしても、猫が満足したら解放してあげるようにしてください。
心配しなくても、猫からの「構って」アピールは1日に何度もあります。それこそ飼い主さんが忙しくて構えない時間帯を狙っているかのように来ますのでご安心を(笑)!
3.大きな声や物音を立てる
猫は聴覚が発達しているため、大きな声や音が苦手です。家の外で工事をしていたり選挙カーが通っただけでも驚いてしまうこともあるでしょう。雷の音や花火の音が苦手な子もいます。
もちろん、普段は慣れている飼い主さんの声でも、急に大きな声で叫ばれたりしたら驚いてしまうこともあります。
猫を飼っている人は、普段から出来るだけ小さめの声を心がけるようにしてあげましょう。大きな声や物音のせいで、怖がりな性格の子であれば驚きすぎてしばらく物陰に隠れて出てこない…なんてことも考えられます。
そしてそのようなことが日に何度もあると、飼い主さんのことを「急に驚かせる人」と認識して避けられてしまう可能性もあるため注意が必要です。
まとめ
猫から信頼されるためには、猫が喜ぶ行為をするのが一番です。しかし当然のことながら、猫が嫌がることをしてしまえば、猫からの信頼を失ってしまう結果に繋がりかねません。
一度や二度のことであれば、それまでに築いた信頼関係によっては許してもらえますが、迎えたばかりでまだ飼い主さんに慣れきっていない時期にこのようなことが続いてしまうと、猫も信頼していいのかどうか分からなくなってしまいます。
特に、室内に虫などが出ると突発的に思わず叫んでしまうタイプの人は、猫を驚かせてしまいがちです。これは過去に筆者もやらかして、ビビリな性格の愛猫に隠れられてしまった経験があります。今ではこちらが冷静になるよう努めた結果、愛猫も安心して暮らせるようになりました。
猫の性格によってある程度のことは平気なケースもありますが、それでも嫌がることをし続けるのはお互いにとって良くありません。ぜひとも、愛猫の性格を考慮した上で、愛猫が暮らしやすい環境づくりをしてあげてくださいね。