猫を『来客』に慣れさせることができる?3つの方法と注意点

猫を『来客』に慣れさせることができる?3つの方法と注意点

皆さんの自宅の愛猫は、来客時にどのような反応を見せるでしょうか。猫は縄張り意識が強い傾向にある生き物なので、きっと来客が苦手な子も多いと思います。そこで今回は、猫を来客に慣れされるポイント及び注意点について解説してまいります。

猫を来客に慣れさせるポイントとは

隙間から覗く猫

家にお客さんを招いた時、びっくりして物陰に隠れたり、お客さんに対して威嚇をしたりする猫は多いと思われます。なかにはお客さんが来るのに慣れておらず、お客さんが帰った後も怯えている子もいるかもしれません。

そこで今回は、来客に慣れていない猫を少しずつ慣れさせるポイントについて紹介してまいります。飼い主さん以外の人間にも慣れさせたい!と思っている人は特に必見ですよ!

1.おやつを使って慣れさせる

おやつをもらう猫

お客さんは苦手だったとしても、おやつを目の前で見せられたら誘惑に負けて出てくる猫は結構多いはず!

まずは飼い主さんの手から愛猫におやつを与えるようにして、だんだんと慣れてきたら、次はお客さんの手からおやつを与えるようにしてみましょう。無事にお客さんの手から直接おやつを食べられるようになれば、お客さんに対して少しずつ慣れてきているのかもしれません。

「このお客さんは安全な人だ」「自分におやつをくれる良い人だ」と猫に認識させることがポイントです。

2.おもちゃを使って慣れさせる

猫じゃらしを見つめる猫

おやつを使っても猫の機嫌をとりにくい場合は、猫用のおもちゃを使ってあげるのもおすすめです。

来客時、愛猫が普段から使っているお気に入りのおもちゃを使ってあげれば、そのおもちゃにつられて出てきてくれる可能性があります。

さらに、お客さんにおもちゃを持たせて愛猫と遊んでもらうような形をとれば、猫も自然と来客に慣れていくことでしょう。

3.お客さんの様子を伺える隠れ場所を作る

隠れている子猫

おやつやおもちゃを使っても来客に怯えているような場合は、無理に引きずりだそうとするのはやめましょう。その場合、安全な場所から来客の様子を見てもらうことも大切です。

来客が見えるけど人間が踏み込めない安全な隠れ場所を作ってあげて、そこに愛猫を待機させるようにしてみましょう。

しばらくの間来客の様子を見てもらい、「この人は何もしてこない安全そうな人かもしれない」と思ってもらえるまで辛抱強く待ち、少しずつ慣れさせていってみてはいかがでしょうか。

まとめ

「WELCOME」看板と猫

飼い主さんにとっては信頼できる来客でも、猫からしてみたら「いきなり家に入ってきた見知らぬ人」なので、驚いてしまうのも無理はないといえるでしょう。

大事な注意点としては、いくら信用できる相手だったとしても、愛猫を無理やり来客に引き合わせないことです。嫌がっている愛猫にストレスを与え、飼い主さんの信頼さえ失ってしまう可能性があります。

最初は来客になかなか慣れないかもしれませんが、今回紹介した方法で少しずつゆっくり慣れさせてあげるようにしていくことが大切です。

スポンサーリンク