1.後悔が残っている
「あのようにすればよかった」という後悔が残ると、ペットロスに深く入り込んでしまう危険性があります。
生きとし生けるものには必ず死が訪れます。愛猫をこの世に残したまま先には逝けないと思っている方も多いですよね。人間の4倍のスピードで生きる猫の最期を看取ることは、一緒に暮らす人間の幸せだと考えを変えましょう。
そのために、猫が病気になったら治療をどうするのか、病院で看護をするのか自宅で看護をするのかなど愛猫が元気なうちから家族で決めておく必要があります。そして決めた事に対して、後悔を絶対しないことが大切です。
2.一緒に暮らす時間が長い
過ごす時間が長ければ長いほど、ペットロスになりやすいのは仕方がありません。
完全室内飼いが多くなった事により猫の平均寿命が大きく伸びました。その上猫の健康に特化したキャットフードが多く販売され、食事状況が格段に良くなっています。同じように、動物に関する医療が発達し様々な病気への治療が当たり前となりました。
寿命が長くなる分、喜びだけではなく悲しみも増えることは仕方がありません。
3.家族の一員となっている
家族の一人として考えていた愛猫が亡くなれば、大きなペットロスになるでしょう。
核家族や単身世帯が増加し、一緒に暮らす愛猫は家族の一員として考えられるようになってきています。人間の家族と同じように絆も深まっているため、耐えられない悲しみが襲ってきます。
最近では、社員と暮らしているペットが死亡した場合に忌引休暇を取り入れているペット関連会社もあるようです。
4.突然に失ってしまう
愛猫との別れが想像している形と異なっている場合も、ペットロスになりやすいかもしれません。
病死や老衰だけが愛猫との別れのタイミングではありません。予想もしない事故が起こることもあります。そして、災害時に生き別れてしまうかもしれません。もしくは、脱走したまま行方不明になる危険性もあります。
心の準備ができない突然の別れには、大きな苦しみが伴います。万が一のためにもマイクロチップを装着するなど、できる事を事前に対策しておく必要があるでしょう。
まとめ
猫の飼い主が深刻な『ペットロス』になってしまう原因4つについてお伝えいたしました。
いくら心の準備をしていても、十分な対策をしていてもペットロスは襲ってきます。しかし、日常生活を送れないほどのペットロスを抱えていては、亡くなった愛猫も安心することができません。
愛猫について、口に出して話せるようになれば回復に向かっている証です。無理をせず心の赴くまま気持ちと向き合えるようになれば、傷も癒されてくるでしょう。くれぐれも、ご自身を責めないようにすることが大切です。