猫は『留守番中』どう思ってる?飼い主が気になる愛猫の本音3つ

猫は『留守番中』どう思ってる?飼い主が気になる愛猫の本音3つ

猫は自立心が高いので、犬と比べると留守番が得意な子が多いといわれています。それでも飼い主さんは、寂しい思いをしているのではないかが気になるのではないでしょうか。留守番中にどのようなことを思っているのか、猫の本音をご紹介します。

猫は留守番中にどう思っている?

窓の外を眺める猫

1.ひとりでも平気!

猫は群れで暮らすのではなく単独行動をとる動物なので、ひとりでいることに対して寂しさを感じることはあまりないといわれています。飼い主さんと離れていても、案外平気でひとりの時間を楽しんでいる子も多いそうですよ。

そもそも猫は1日のうち15時間ほどを寝て過ごすので、留守番中に寝ていれば寂しさを感じることもないのでしょう。

また30分程度の短時間の留守番なら、猫は飼い主さんの不在に気づかないこともあるようです。いつも愛猫が心配で外出を控えているという方も、ちょっとした買い物など短時間の外出なら心配しなくてよさそうですね。

2.遊び相手がいなくて暇

留守番中にそれほど寂しさを感じていない猫も、飼い主さんという遊び相手がいなくて暇だと思っている可能性があります。猫が留守番中も楽しく過ごせるように、ひとり遊びができるおもちゃを用意してあげたいですね。

愛猫の遊び相手になるように、もう1匹猫を飼うという手もありますが、猫同士にも相性があるので仲良くなれるかどうかは飼ってみるまでわかりません。友達がほしい猫もいれば、ひとりでいるほうが好きという猫もいるのでよく考えてから決めましょう。

また留守番中にひとり遊びができたとしても、飼い主さんと一緒に遊んでコミュニケーションをとることも大切です。飼い主さんは帰宅後に、愛猫と遊ぶ時間を毎日つくることをおすすめします。

3.やっぱり寂しい!

猫はひとりでも平気とはいいましたが、飼い主さんと24時間一緒にいるのが当たり前になっている子や甘えん坊な子は、やはり留守番中に寂しさを感じるようです。また比較的ひとりでいることが得意な子でも、長時間の留守番になると寂しがるといわれています。

どれほど愛猫が寂しがり屋でも、全く留守番をさせずに生活することは不可能ですよね。飼い主さんが安心して外出するためにも、愛猫の留守番中の寂しさを緩和させるためにも、留守番の練習をしてひとりでいることに慣れてもらう必要があるでしょう。

寂しがり屋な猫への留守番対策

寂しくて泣く猫

寂しがり屋で留守番が苦手な猫には、留守番の練習をしてもらう必要があります。ひとりで過ごすことに慣れていない猫に留守番をさせると、飼い主さんと離れることに強い不安を感じる「分離不安症」という心の病気になってしまう場合もあるので注意してください。

これまで留守番をほとんどしてこなかった猫には、まず短時間の留守番をさせてみましょう。愛猫がひとりで過ごしている間に怪我や誤飲をしないように、安全な環境を整えてから外出してくださいね。

愛猫のお気に入りのタオルや、飼い主さんの匂いがついたブランケットなどを置いておくと、ひとりでいる時にも安心できるのでおすすめですよ。

残念ながら、寂しがり屋な猫が留守番に慣れるまでには時間がかかります。焦らずゆっくり練習して、少しずつ留守番の時間を延ばしていきましょう。

そもそも愛猫が寂しがり屋な性格にならないように、普段から接し方に気をつけることもポイントです。飼い主さんといつも一緒にいてベタベタ甘えている猫は、どうしても留守番が苦手になってしまいます。お互いがひとりの時間も楽しめる、適度な距離感でのつき合いを心がけてみてください。

まとめ

扉からのぞく猫

留守番中の本音は、猫の性格や普段の飼い主さんとの距離感によって異なります。飼い主さんが思うより平気でいる子もいれば、寂しさに耐えながら飼い主さんの帰りを待っている子もいるのです。

愛猫が寂しがっている場合は、少しでも留守番の負担が軽くなるように、コツコツ練習してひとりでいることに慣れてもらいましょう。もちろん寂しさだけではなく、猫が安全に快適に過ごすための対策も徹底してくださいね!

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