『腕にしがみつく猫』の心理4つ!じゃれすぎには注意が必要?

『腕にしがみつく猫』の心理4つ!じゃれすぎには注意が必要?

突然愛猫が腕にしがみついてきて、驚いたり喜んだりした経験はありませんか。中には、腕にしがみついた愛猫と毎晩一緒に寝ているという飼い主さんもおられるかもしれません。愛猫が腕にしがみついてくるシーンはいくつかあり、その時々で愛猫の心理状態も異なるようです。腕にしがみつく猫の心理について考えてみたいと思います。

猫は前足で抱きつける

キャットタワーに登る猫

私たちの身近にいる動物の代表は犬と猫です。犬と猫の見た目はよく似ていますが、体の構造には違いがあります。分かりやすい違いの一つが、犬は木に登れませんが、猫は木登りが得意だということでしょう。

木登りをしている猫を見ると、前脚で上手に木の幹を抱えるように挟み込んで、上手に登っていきます。これは、猫が前脚を前後だけではなく左右にも動かせるからできる動作です。この動きは鎖骨がなければできない動作で、犬は鎖骨が退化してなくなってしまったために前後にしか動かせないのです。

猫はこの抱きかかえる動作を狩りのときにもフル活用しており、獲物を前脚で抱きかかえるように捕まえてから、鋭い犬歯で喉にとどめを刺すのです。

飼い主の腕にしがみつく猫の心理

甘える猫

猫は、日常生活の中でもこの前脚で抱きかかえる動作をよく見せます。けりぐるみで遊ぶときなどは、前脚で抱え込み、まさに狩りで獲物を捕まえたシーンの再現です。それだけではありません。飼い主さんの腕にしがみついてくることもよくあります。

夜一緒に眠る時に腕にしがみついたまま眠る子もいますし、動物病院の診察台の上で震えながら腕にしがみつく子もいます。ソファでのんびりとテレビを見ている時に近寄ってきて、腕にしがみつく子もいます。

いずれのシーンも、飼い主としては嬉しくて胸がキュンとなるような状況ですが、当の猫自身はどのような心理状態なのでしょうか。

1.甘えたい

普通、猫は成猫になると人に甘えたりはしないものですが、人と一緒に暮らしている猫たちは安全な環境で暮らしているため、いつまでも子猫の気分が抜けません。

時々子猫のような気分に戻り、飼い主さんに甘えてきます。そんな時に、飼い主さんの腕にしがみついてくることがあります。そのまま前脚でふみふみしたり、ペロペロ舐めたりすることもあるでしょう。

2.不安

動物病院の診察台に乗せられた時や、普段以上に長時間の留守番をさせられた後などに腕にしがみついてくる場合は、不安から助けを求めているような心理状態であると考えられます。

優しく声をかけながら撫でてあげることで、気持ちを落ち着かせてあげるようにしましょう。

3.安心したい

腕にしがみつく子猫

夜眠る時やテレビを見ているといった、その場に長時間留まることが予測できる時にしがみついてくる場合は、飼い主さんのそばで温もりを感じることで安心感を得たいという心理状態であると考えられます。安心したいと同時に、甘えたいという気持ちも含まれていることがあるでしょう。

1日に1回はそのような時間を過ごせるようにしてあげられると、お互いの間に信頼の絆を深められるでしょう。

4.遊びたい

中には、飼い主さんと一緒に遊びたくて腕にしがみついてくる場合があります。猫にとっての遊びとは、狩りのシミュレーションにほかなりません。そのため、しがみついた腕の役割は獲物です。

隠れていた物陰から突然飛び出してきて腕にしがみついたような場合は、飼い主さんの腕を獲物に見立てていると考えられます。

人の手足で遊ばせないこと

けりぐるみで遊ぶ猫

飼い主さんの腕にしがみついて遊んでいる場合、はじめのうちは手加減をしながら噛みついたり蹴ったりするかもしれません。しかしじゃれすぎてしまい、興奮して本気噛みや本気蹴りになってくると危険です。

また、飼い主さんの腕で遊ぶことを覚えてしまうと、人の腕は遊んでも良いものだと覚えてしまうかもしれません。

もし、猫にかまれたり蹴られたりした場合は、短く強めの声で「ダメ!」とか「痛い!」と言い、その場を離れて遊ぶのを中断しましょう。何回か繰り返し経験することで、人の腕をかんだり蹴ったりすると遊んでもらえなくなると学習し、かんだり蹴ったりしなくなっていきます。

子猫の頃から、直接人の手や足では遊ばせないように習慣づけておきましょう。遊ぶ時には、必ずおもちゃを介して遊ぶことが大切です。

まとめ

腕にしがみついて眠る猫

「腕にしがみつく猫」が、どのような状況で腕にしがみついてきたかによって、猫の心理状態を汲み取ることができるでしょう。

甘えたい時や不安な気持ちの時には、できるだけ愛猫に寄り添ってあげられるようにしてください。

また、遊んでいるうちに興奮してきた場合は、かんだり蹴ったりすることがいけないことだと分かるように態度で示すことが大切です。

そして何よりも、直接人の手や足で遊ばせないようにすることが肝心です。

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