1.二足立ち
基本的に猫は四足歩行です。しかし、猫によっては器用な後足で二足立ちを披露してくれる子もいます。二足立ちをする理由としては、通常時よりも視点を高くしたいなどが考えられます。
比較的、好奇心旺盛な猫に多く見られる仕草。慣れないうちは、中に人が入っているのではないかと疑うほど、背筋をピーンと伸ばします。注意点として、元々猫は二足立ちが得意という訳ではありません。自分から立ち上がる分には問題ありませんが、無理に立たせることは避けましょう。
2.枕を使う
人懐っこい猫は、時々飼い主さんを真似した眠り方をします。飼い主さんのように人間用の枕を使ってお昼寝することも。人間のように枕を使う猫には、甘えん坊な子が多い傾向にあります。飼い猫が自分の枕を使っていると微笑ましい気持ちになりますが、注意点もあります。
ひとつは抜け毛の問題。猫の抜け毛にはアレルギーの原因物質が付着しています。猫の抜け毛が付着したまま枕を使ってしまうと、気付かない内に原因物質(アレルゲン)を取り込んでしまい猫アレルギーを引き起こす危険があります。
その他にも猫と添い寝するときは、うっかり寝返りで潰さないよう、気を配ってあげましょう。
3.テレビ観戦
実は猫にもテレビの映像が見えている可能性があります。テレビは1秒間に約30枚もの画像がパラパラ漫画のように動くことで、まるで本物の映像のように見えます。人間の動体視力では、現実違わぬ動き方をしていますが、一説によると猫にはカクカクしているように見えるそうです。
猫は視力が低い代わりに動体視力が優れている生き物。パラパラ漫画のようにカクカク動く光景に興味を惹かれ、ジィーと見続けていると考えられています。
4.脱力する猫
快適な環境で暮らしている猫の中には、人間のようなくつろぎ方をする子もいます。たとえば、壁にもたれかかり、だらんと手足を投げ出している状態。まるで疲れ切った人間を彷彿させるポーズです。このポーズを見かけた飼い主さんの多くが、背中にチャックが付いていて中に人がいないか確認するようです。
注意点として、スコティッシュフォールドなどが見せるスコ座りは関節炎の症状でもあります。あまりにも独特な座り方が頻繁に続く場合、念のため健康診断も兼ねて動物病院に連れていくことを推奨します。
まとめ
飼い主さんと暮らしている猫たちは、人間を観察し行動・仕草を真似することが多々あります。愛猫が、面白おかしい人間みたいな仕草をすると、より一層可愛く思えます。
この機会に飼い猫が人間みたいな行動をしていないか、観察してみてはいかがでしょうか。