飼育禁止物件で猫を飼うと起きるトラブル
1.騒音、におい
他の入居者が猫の存在に気が付かなくても猫が床に着地する音や、爪とぎをする音、猫の排泄物のにおいが原因で苦情が来る可能性があります。
2.アレルギー
動物が原因のアレルギーがあるためペット飼育禁止物件を選んでいる入居者もいます。ベランダや玄関から飛んでいった猫の毛が他の部屋に入ってしまいアレルギー症状が出るというトラブルが起きることもあります。
飼育禁止物件で猫を飼っていることが発覚すると起きること
猫を手放さなければならない
飼育禁止物件で猫を飼い続けることはできません。その部屋に入居し続けるには猫を手放すように貸主から言われるでしょう。里親を見つけるのが難しい場合もあります。
強制退去
契約違反なので、その物件から退去することを求められるでしょう。猫を飼える物件を急いで見つけなければなりません。
損害賠償請求される
猫を飼ったことで室内に傷がついたり、排泄物のにおいが染みついていたりした場合は高額な修繕費用を請求されます。契約違反で損害賠償請求をされてしまう可能性もあります。
飼育禁止物件で猫を飼ってもバレる理由
猫の鳴き声や足音
猫の高い鳴き声や猫が走り回る音、高い場所から着地した音が響いて猫を飼っていることが発覚します。
猫のにおい、猫の抜け毛
猫の体臭はほとんどありませんが、排泄物のにおいは強いです。ベランダや玄関からのにおいでバレる可能性があります。猫の抜け毛が隣室や共有部分に飛んで発覚することもあります。
窓から猫を目撃される
猫は日向ぼっこや窓から外を眺めるのが好きです。窓に猫がいるのを目撃されてバレてしまうことがあります。
ゴミ
ゴミの集積場で、ゴミ袋が透けて猫砂やキャットフードのパッケージが見えて猫を飼っていることが分かってしまうことがあります。また、カラスなど動物がごみ袋を荒らして中身が散らかり分かってしまう場合もあります。
緊急時
猫がベランダや玄関から外へ脱走したとき、猫を動物病院に連れて行くとき、管理会社や修理業者が部屋に入らなければならないときなどに、猫がいることが発覚する可能性があります。
まとめ
猫を飼ってはいけない決まりになっている物件で猫を飼うと、隣室や貸主から苦情が来たり、高い修繕費や損害賠償を支払うようになったりとトラブルになります。最悪猫を手放さなければならなくなったり、強制退去になったりすることも考えられます。猫のために、猫の飼育ができる物件を選ぶことが重要です。