要注意!猫を超絶不機嫌にするNG行為
1.猫の気持ちを考えずにしつこく構う
猫はひとりの時間を愛する動物なので、四六時中飼い主さんにベタベタ構われるとストレスを感じます。猫とのスキンシップは、猫が甘えたい気分の時や機嫌が良い時を見計らって行うことがポイントです。
そっとしておいてほしい時に、飼い主さんが愛猫の気持ちを考えずにしつこく構うと、「今は放っておいてよ!」と超絶不機嫌になってしまうかもしれません…。猫とスキンシップのタイミングに悩む場合は、愛猫のほうから「構って~♡」と近寄って来るのを待つのがおすすめですよ。
2.猫が嫌がるところを触る
猫は急所であるお腹や、敏感なしっぽを触られることが苦手です。猫が嫌がるところをうっかり触ってしまうと、ご機嫌で撫でさせてくれていた場合でも一瞬で不機嫌になってしまう可能性があります。
触られて嫌な場所と嬉しい場所は猫によって個体差があるので、どこを触ると愛猫が嫌がるのかは、様子を見ながらスキンシップを重ねることで覚えていきましょう。
3.食事や遊びの邪魔をする
ごはんを食べている時や遊びに夢中になっている時に構われると、猫は「邪魔された!」と感じて機嫌を損ねてしまいます。ごはんやおもちゃを飼い主さんに奪われるという危機感から、噛みついたり猫パンチをしたりしてくることもあるでしょう。
自分の獲物を奪われまいと必死になる気持ちは、野生時代の本能からくるものです。食事中や遊んで興奮している時に、ちょっかいをかけて攻撃されても愛猫を責めないでくださいね。「獲物をとられてしまう…!」と猫に誤解させるような行動は避けましょう。
4.大きな音を立てるなどして驚かせる
猫は警戒心が強く、デリケートな一面があります。飼い主さんが猫を驚かせるようなことをすると、ストレスを感じて不機嫌になってしまうかもしれません。日常生活で特に気をつけたいのは、大きな音を立ててしまうことです。
猫は人間よりも聴覚が優れているため、飼い主さんが床に物を落としたり、ドアを勢いよく閉めたりした時の音に驚いて「もう、びっくりさせないでよ~!」と機嫌を損ねてしまうことも珍しくないようです。愛猫が穏やかな気持ちで過ごせるように、飼い主さんは静かでゆったりとした動作を心がけてくださいね。
猫に機嫌をなおしてもらうコツは?
愛猫が毎日ご機嫌でいられるように飼い主さんが気をつけていても、一緒に過ごしていればうっかり機嫌を損ねてしまうということはあるものです。猫に機嫌をなおしてもらうコツは、しばらくそっとしておくことだと言われています。
愛猫が不機嫌になるとご機嫌をとりたくておやつを与えたり、おもちゃで一緒に遊ぼうとしたり、撫でたりする飼い主さんもいることでしょう。しかしちょっと撫でれば機嫌をなおしてくれるほど、猫の心は単純ではありません。イライラしている時に構うことで、猫はもっと不機嫌になってしまうかもしれないのです。
猫のイライラが治まるには、とにかく時間が必要です。時間が経って自然と機嫌がなおり、猫のほうから飼い主さんに甘えてくるのを待ちましょう。機嫌がなおった愛猫となら、すぐに仲直りできるはずですよ♪
まとめ
愛猫にご機嫌で過ごしてもらうために、飼い主さんは猫を不機嫌にさせてしまう行為は避けて、喜ばせることを積極的に行いたいですね。うっかり愛猫の機嫌を損ねてしまった時は、時間が経って自然と機嫌がなおるまで待つことがポイントです。機嫌をとろうとして、余計に猫を怒らせてしまわないように注意してくださいね。
また思い当たる理由がないのに不機嫌な状態が続いている場合は、猫が怪我や病気をしている可能性が考えられます。どこや痛む部分があるのかもしれないので、様子を観察して少しでも気になる点があれば動物病院で診てもらいましょう。