猫が『獲物を狙う』仕草・行動3つ!そのとき飼い主が注意するべきこととは?

猫が『獲物を狙う』仕草・行動3つ!そのとき飼い主が注意するべきこととは?

猫と遊んでいる時はおもちゃを「獲物」に見立てて狙いますが、そんな仕草も可愛いんですよね。本記事では、猫が「獲物を狙う」時の仕草や行動、そして飼い主が気を付けるべき点についてをまとめてみました。

1.お尻を振る

狙いを定める猫

猫が獲物を狙う時には、最初に対象をしっかりと見ながら体を低くしてお尻を振る仕草をします。

このお尻を振るという仕草は、獲物から身を隠しつつも距離を測り、絶好のタイミングで飛び掛かるための準備動作に入っていると考えられます。

猫によってお尻の振り方には違いがありますが、瞳孔を大きくして耳を前へ倒し気味にしているのが共通する特徴のようです。

そしてこの時は集中して獲物を狙っていますので、愛猫とおもちゃで遊んでいる時であれば、いつ飛び掛かってきても良いように飼い主も真剣におもちゃを動かしてあげると良いでしょう。

2.飛び掛かる

飛びつく瞬間の猫

猫が獲物に向かって飛び掛かろうとする時、飼い主がおもちゃを高い位置に持ち上げるようにすると、猫も大ジャンプをすることがあります。

見事に獲物を捕まえられた時、猫は達成感を得られるようですが、大きくジャンプしながら獲物を捕まえられた時に得られる達成感は特に大きいのだそうですよ。

ここで飼い主が注意すべきなのは、おもちゃで遊んでいる時は、愛猫がジャンプする方向も考慮しなければいけないという点です。愛猫がジャンプをする際に、近くにテーブルなどがあるとぶつかってしまう可能性があるためです。

獲物を狙っている時の猫は、周りが見えなくなるほど集中しています。そのため、思わぬ方向にジャンプして机などにぶつかってケガをしてしまわないように気を付けてあげてください。

3.クラッキングする

クラッキングする猫

猫が窓の外を眺めている時、不意に「カカカッ」という音が聞こえてくることがあります。これが「クラッキング」です。おもちゃや窓の外の鳥、飛んでいる虫などを狙っている時や「捕まえたいのに届かない!」と歯がゆい思いをしている時にこのような行動をするのだそうです。

このクラッキングについても猫によって様々で、歯を鳴らすようなカチカチという音をさせる子や口・ヒゲだけを動かす子、しっかりと声に出して「にゃにゃにゃっ!」と鳴く子など、その方法は様々なのだそうです。

しかも、実はこの声を発するのは、家で飼われている猫だけなのだそうです。確かに野生の場合は、このような目立つ声や音を出したら、敵や獲物に気付かれて危険ですよね。

まとめ

おもちゃを狙う猫

猫が獲物を狙う時にする行動や仕草には、どうやら何種類かあるようです。ですがどの場合にも言えるのは、集中している猫を不用意に驚かせてしまわないようにすることでしょう。

驚いた猫が飼い主を噛んだり引っ掻いたりしてしまった…という話も耳にしますので、猫が集中している時にはいきなり触ったりしないほうが良いです。

とはいえ、お尻をフリフリしている姿も可愛いですよね。「カカカッ」と鳴くところも初めてのときはビックリしてしまいます。

猫は本当に見ていて飽きない動物ですね♡

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