「寂しい」と感じている猫の行動4つ!安心してもらうためのケア方法とは

「寂しい」と感じている猫の行動4つ!安心してもらうためのケア方法とは

どれほど愛猫を可愛く思っていても、24時間そばにいることはできませんよね。愛猫に寂しい思いをさせていないか、心配だという飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。猫が「寂しい」と感じている時にする行動をご紹介するので、愛猫の気持ちを確かめるための手がかりにしていただければ幸いです。

「寂しい」と感じている猫がする行動

鳴いている猫

1.鳴く

猫は寂しい気持ちを訴えるために、遠吠えのような長めの鳴き声をあげることがあります。寂しがり屋の猫の場合は、飼い主さんが少し目の届かないところに移動しただけで「寂しいよ~!」と鳴いてアピールしたり、留守番中に鳴き続けたりすることもあるようです。

2.飼い主さんのそばから離れない

ずっと飼い主さんのそばにいたくて、飼い主さんが移動すると後をついて歩くストーカーのような猫もいます。飼い主さんは足元にまとわりついてくる愛猫を踏まないように気をつけながら、気が済むまでそばにいさせてあげてください。

3.飼い主さんのしていることを邪魔する

在宅ワーク中にちょっかいをかけてくるなど、猫が飼い主さんのしていることを邪魔するのも「寂しい」と感じている時に見せる行動です。仕事や家事を邪魔されると困ってしまいますが、できることなら作業を中断して少しだけ愛猫に構ってあげましょう。

猫は10~15分ほど一緒に遊んだり撫でたりすると、満足してくれることが多いです。愛猫の寂しい気持ちが薄れてから、改めて作業に取り組みましょう。

4.わざとイタズラをする

「寂しい」と感じている猫は、飼い主さんの気を引くためにわざとイタズラをすることがあります。悪いことだとわかったうえで物を落としたりゴミ箱を漁ったりして、飼い主さんに怒られようとしているのです。怒られるという形でもいいから構ってほしいということなので、かなり強く寂しさを感じているのでしょう。

愛猫が甘えている時に無視をしたり、忙しくてスキンシップを疎かにしたりといった、猫を寂しがらせるような行動を飼い主さんがしてしまったのかもしれませんね。

猫がわざとイタズラをした時に怒ったり騒いだりすると、愛猫は「やっぱりイタズラをすれば構ってもらえるんだ!」と味を占めてしまうのでよくありません。その場では大げさなリアクションはせず、後から愛猫とスキンシップをとって寂しい思いをさせた穴埋めをするのがおすすめですよ。

寂しがっている猫に安心してもらうためのケア

猫とスキンシップをとる飼い主さん

猫は本来、単独行動を好む動物なので、飼い主さんが1日中そばにいる必要はありません。むしろ猫にもひとりの時間があったほうが、ストレスにならないといわれています。

しかし甘えん坊な性格の猫や、日頃飼い主さんと一緒にいる時間が多い猫は、留守番をしなくてはならない時や、飼い主さんが忙しくてあまり構ってもらえない時に寂しさを感じやすいです。寂しがり屋ではない猫も、飼い主さんからの愛情が感じられないと寂しい気持ちになってしまうでしょう。

寂しさがストレスになって体調を崩してしまう可能性もあるので、飼い主さんは愛猫が寂しがっていることに気づいたら心のケアをしてくださいね。「構って~」「遊ぼうよ!」というアピールには極力応えて、相手ができない場合も完全に無視をするのではなく「後でね」と声かけすることが大切です。

また留守番中の寂しさを軽減するために、猫が安心して過ごせる環境を整え、ひとり遊びができるおもちゃを用意してあげてください。そしてどれほど忙しくても、毎日愛猫とスキンシップをとる時間を設けましょう。飼い主さんからの確かな愛情を感じられれば、猫の不安や寂しさは薄れるはずですよ。

まとめ

涙目の猫

人は自分の気持ち次第で家族以外にも様々な交友関係を築けますが、猫が心を許して甘えられるのは飼い主さんたちご家族だけです。仕事や遊びを全力で楽しむのはもちろん素晴らしいことですが、愛猫が寂しい思いをしていないかどうかは気にかけてあげてくださいね。

猫が「寂しい」と感じている時に心のケアをすることはもちろん、寂しがり屋さんにならないように育てることも重要です。日頃から甘やかしすぎたり、ベッタリ一緒にいたりしないように心がけ、適度な距離感で付き合いましょう。ひとりの時間が苦にならない猫に育てるのも、愛情の注ぎ方のひとつですよ。

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