1.甘えたい
猫は、飼い主さんのことを母猫のように思っていて甘えたい気持ちやそばにいたいという思いから、待ち伏せをすることがあります。猫にそこまで思われているのはうれしいことですが、その気持に過度に応えないようにすることが大切です。
猫に応えすぎると、猫が飼い主さんと離れることに不安を感じるようになってしまいます。ストレスから問題行動が増えてしまうこともあるので、普段から距離感を保つことが必要です。外出前や帰宅後に構いすぎないようにし、猫が落ち着いたら相手をするようにしましょう。
猫が急に飼い主さんの後をついて歩くようになったり待ち伏せをするようになった場合は、何かストレスを感じている可能性があります。ストレスの原因を探して対策をしましょう。
2.期待している
(飼い主さんのそばにいたら何か楽しいことがあるかもしれない♪)と、猫がワクワクして待っている場合があります。猫が隠れて飼い主さんを待ち伏せて、狩りの練習をしたり、遊びに誘ったりすることもあります。
もし猫が遊びに誘ってくれたら、1回10分程度でいいので一緒に遊びましょう。猫が隠れて待ち伏せをしていたら「かくれんぼ」で遊ぶのがおすすめです。隠れた猫を探すふりをし、猫が出てきたら驚いてあげると猫がとても喜びます。
飼い主さんが隠れる番になったり、追いかけっこになったりするなど、猫に合わせて遊びましょう。
3.お願いがある
お腹が空いた、トイレをきれいにしてほしいなど、飼い主さんにしてほしいことがあり、それを知らせるために猫が待ち伏せていることもあります。
寝る時間になると、飼い主さんと一緒に寝室に行くために飼い主さんを待っている猫もいます。
4.その場所が気になる
お風呂やトイレなどに飼い主さんが入っていると、外で猫が待ち伏せていることがあります。
飼い主さんのそばにいたくて待っている猫もいますが、自分の縄張りである家の中で、自分が入れない場所が気になっている可能性があります。その中に何があるのか、その中で飼い主さんは何をしているのか気になっているのです。
探検したい猫の気持ちもわかりますが、猫に入ってほしくない場所はドアを開けっ放しにしないようにするなど、しっかり対策をしましょう。
まとめ
猫が飼い主さんを待ち伏せているのは、飼い主さんに甘えたかったり、構ってほしかったりするためです。
また、飼い主さんは入れるのに猫が入れない場所が気になっていることが理由の時もあります。
猫が何を訴えているのかを理解して、正しく上手に対応してあげたいですよね。