猫の冬の寝床は寒さ対策がポイント!
祖先が砂漠で暮らしていたこともあって、猫は寒さに弱い傾向があるといわれています。冬になると体の熱をできるだけ逃がさないように、猫が体を小さく丸めて眠る姿をよく見かけますよね。愛猫が寒さを感じず気持ちよく眠れるように、飼い主さんは室温を調整したり暖かい寝床を用意したりする必要があるのです。
猫が快適に過ごせるように、部屋の気温は25~28℃程度に設定しましょう。そして、その時の気分や寒さの程度に合わせて愛猫が好きな寝床を選べるように、寒さ対策をした寝床を複数箇所に用意してあげることをおすすめします。
猫にとって最高の冬の寝床を4パターンご紹介するので、愛猫が冬でもポカポカに暖まって眠れるようにぜひ寝床を整えてあげてください。きっと愛猫のお気に入りの寝床が見つかるはずですよ♪
猫にとって最高の冬の寝床
1.屋根のある猫用ベッド
冬の猫用ベッドは、熱を逃しにくい屋根のあるタイプがおすすめです。猫は暗くて狭い場所を好むので、屋根のあるベッドはリラックスして眠れるという点でも猫に気に入ってもらえる可能性が高いでしょう。
猫用ベッドよりも段ボールの中などで寝たがる場合は、段ボールを毛布で覆って屋根の代わりにすると、外部からの冷気を遮断できるので寒さ対策になります。
2.ふわふわした素材の猫用ベッド
猫用ベッドは1年中同じものを使っても問題ありませんが、暑い夏にはひんやりと涼しい素材のベッドを、そして寒い冬には保温性の高い素材のベッドを用意してあげると、より愛猫が気持ちよく眠れます。
冬はふわふわした素材やもこもこした素材のベッドを設置する、もしくは普段使っている猫用ベッドやクッションに暖かさを感じる素材の毛布を敷いてみてください。どのような素材を好むかは猫によって個体差もあるので、愛猫の好みも考慮して選ぶとよいでしょう。
3.日の当たる場所
猫の寝床を設置する場所としては、窓辺など日の当たる場所がおすすめです。日陰よりも日向のほうが暖かいうえに、日光浴は猫の健康維持やストレス解消につながります。日光浴をしながらお昼寝ができる場所に猫用ベッドやクッションがあると、猫も喜んでくれることでしょう。
4.猫用コタツ
冬に猫が好む寝床といえば、真っ先にコタツを思い浮かべる飼い主さんも多いのではないでしょうか。コタツの中は暖かいだけでなく、暗くて狭いので猫にとって最高の寝床なのは間違いありません。
しかし人間用のコタツは、低温火傷や脱水症状を引き起こすリスクがあるので、安全のために猫には猫用のコタツを用意するのがおすすめですよ。人間用のコタツを一緒に使いたい場合は、温度設定を低めにしたりこまめに水分補給を促したり、安全対策と体調管理を忘れないでくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:むぎ♀ / 1歳 / ミヌエット / 2.4kg
猫が寒い冬を元気に乗り切るために、快適な睡眠環境を整えることが大切です。寒さで猫が体調を崩してしまうこともあるので、冬の寝床は暖かさを重視して選びましょう。
子猫・シニア猫・短毛種は特に寒さに弱いので、寒さを感じずに眠れているかどうかしっかり様子を見ましょう。愛猫が寒がりなら、寝床にカバーをつけた湯たんぽを置いてあげると、ポカポカに暖まって眠れるのでぜひ活用してください♪