ひな人形へのイタズラ対策6選!!
今年もまた、お雛様を飾る季節がやってきますね。そこで気がかりなのが、ひな人形に対する猫のイタズラ。ネットでも時々、お雛様が見るも無残な姿になっていますよね。
今回は、ひな人形へのイタズラ対策を紹介いたします。正しい対策をとって、猫もひな人形も両方安全安心なひな祭りを迎えましょう。
1.猫が立ち入らない場所を選ぶ
お家の中に猫が立ち入らない部屋があれば、その部屋に飾るのが最も安全な方法です。
お人形を守れるのはもちろん、小道具を壊したり誤飲するリスクも防ぐことができます。
2.ケース入りのものを選ぶ
これからひな人形を購入される方は、「ケース入り」のものを選ぶと良いでしょう。
さらに、猫がケースの上に乗ってしまうことを想定すると、ガラス製よりアクリル製のケースのほうが安全です。
3.壁に棚を取りつける
ひな壇とは違った形状になってしまいますが、壁に棚を取りつけて飾るのも1つの手です。
尚、猫が棚に登れてしまうような状態と意味がなくなってしまいます。ひな人形に辿り着ける動線は無くしておきましょう。
4.黒系のクッションを置く
猫の天敵はカラスです。黒いものを見るとカラスを連想し、近寄らない可能性があります。
色の好き嫌いには個体差があるため一概には言えませんが、普段から黒色を避ける習性があれば黒系のクッションなどを置いてみると良いでしょう。
5.大きな猫を思わせるものを置く
猫の強さは顔の大きさで決まります。明らかに大きな猫と思しき存在が鎮座していることで、接触を避けようとする可能性があります。
ただし、上記の黒いクッションと同様に個体差による差が大きい対策です。元々警戒心が弱い猫の場合は、効果を発揮しない可能性のほうが高くなってしまいます。
6.猫の好きなおもちゃを置いておく
気に入ってよく遊ぶおもちゃがあれば、敢えて同じ空間に置いておきます。おもちゃで遊んでくれたら褒めてあげましょう。
猫も人も褒められると嬉しくなるので、何度か続けるうちに習慣化します。
ただし、必ずしもおもちゃに食いついてくれるとは限りません。ある種、賭けのような対策になってしまいますのでプラスアルファの対策として考えましょう。
誤飲に気をつけて!万が一の場合は病院へ
ひな人形には、細かなパーツや小道具が多数使われています。イタズラ等のトラブルの中で一番避けたいのは「誤飲」です。
まずはひな人形に、どのようなパーツがあるのかを把握しておきましょう。壊れかけたものは修理をするか、飾らずに他のもので代用してください。
愛猫の様子がおかしい(嘔吐しようとしても出ない・元気がなく食欲もないなど)と異変を感じた際は、すぐに診察を受けてください。
まとめ
今回は、ひな人形へのイタズラ対策を紹介いたしました。
ひな人形には、猫が興味を持つ要素が詰まっています(動く髪飾りや珍しいにおい、ひな壇に乗ってみたいなど)。
全ての対策が有効とは限りませんが、大切なお人形を守るため、そして愛猫を危険にさらさないための参考になれば嬉しいです。
万が一誤飲が疑わしい場合は、動物病院にその旨を伝え、診察を受けてください。
年に一度の大切な日を、安全に楽しくお祝いできますように。