猫に「忘れられやすい人」の特徴
猫から忘れられやす人とは、具体的にどのような人のことを指すのでしょうか。
1.猫と頻繁に会わない
猫と暮らしていない場合や定期的に会う機会がないと、以前スキンシップをとれた間柄だったとしても忘れられてしまう可能性があります。
猫は視力があまりよくないので、人の顔を覚えるのは不得意な動物です。見た目も判断材料のひとつとなっていますが、優れた嗅覚や聴覚で人のニオイや声の方に強く反応しています。
定期的に猫と会わなければ、その人がもつ様々な特徴が記憶に残りにくくなってしまうのです。
2.猫のお世話をしない
猫に忘れられやすい人の特徴は、猫との関係性によって大きく左右されます。
猫と一緒に暮らしていたとしても、ごはんやトイレの片づけなど、猫のお世話をしなければ猫に興味を持ってもらえません。
縄張りを大切にする猫にとって、自分の生活スペースに関わってこない人には興味を持ちにくいのでしょう。
3.猫とコミュニケーションをとろうとしない
猫は単独行動を好みがちなので、頻繁にこちらからコミュニケーションをとろうとしなければ、こちらへの親愛の気持ちが薄れていってしまいます。
猫は信頼している人に対しては自分から挨拶をしに行ったり、ニオイを付けてマーキングをします。
そのため、普段から猫からの挨拶に気付かずにスルーしたり、スキンシップをとっていなかったりすると、猫の縄張り内の仲間としてみなされにくいのです。
猫に覚えてもらうための秘策とは
猫は嬉しい出来事をよく覚えているので、猫が喜ぶ事をする人は記憶に残りやすいです。
- 猫が喜ぶことをする
- 仔猫のうちからお世話をする
- 定期的にコミュニケーションをとる
「好きなおやつを与える」「たくさん遊んでもらえる」など、嬉しい刺激を与えてくれる人に興味を抱きます。
猫がまだ幼い時からお世話をしている飼い主さんであれば、母猫と仔猫の関係性に近いので、しばらく会えない日が続いても覚えている可能性が高いでしょう。猫と過ごした年月と関わり方によっては忘れられない存在になります。
まとめ
猫から忘れられやすい人に共通するのは、猫との信頼関係が築けていないことが挙げられます。猫も人と同じように経験を繰り返すことで記憶が定着するため、あまり会う機会がなかったり、関係性が深くなければ忘れていってしまうものです。
猫に忘れられないようにするためには、定期的に一緒に過ごす時間を作り、猫の喜ぶことを積極的に行うなどの信頼関係を構築することが大切です。
反対に猫が不快に思う行動をとる人は、「警戒しなければならない人」として悪いイメージを強く植え付けてしまいます。
猫との距離感にも気をつけながら適切なコミュニケーションをとるようにしたいですね。