1.遊んでアピール
愛猫がおもちゃを持ってきたときは、遊んで欲しいのかもしれません。猫はご存知の通り、狩りをする動物です。おもちゃを獲物に見立て、捕まえるのが大好き!
興奮し、ワクワクする瞬間でもあるのでしょう。そんな狩りの遊びを飼い主さんと一緒に楽しむのは格別の時間なはずです。
時間がないときは電動式に任せる方法もありますが、飽きてしまう場合も。やはり猫にとっては、飼い主さんが動かしてくれるおもちゃで遊ぶのが、一番なのです。できるだけ時間をとって、遊んであげてください。
2.親心
猫にとって人間は、「大きな猫」に見えているという説があります。体が大きい割に動きはゆっくりだし、狩りはしないし…。「あいつ、ちゃんと食べてるにゃん?」とちょっと心配されているのかもしれません。
そこで獲物代わりのおもちゃを持っていき、「コレ、食べていいよ」と言っている可能性があるのです。親心的な視点で、持ってきてくれるのでしょう。
持ってくるのがおもちゃなら良いですが、困るのが、本物の獲物の場合です。トドメのさし方を教えるため、まだ生きていることもあるよう。そんなときは猫の厚意を受け取りつつ、愛猫に気付かれない獲物を外へ逃してあげましょう。
3.褒めてもらいたい
飼い主さんに「コレ、捕まえたよ!」と報告して、褒めてもらいたいという気持ちもあるようです。優しい声をかけたり、ナデナデしたりすれば喜んでくれるでしょう。母猫に甘えるような感覚で、飼い主さんに甘えていると考えられます。
4.構って欲しいから
構って欲しくて、おもちゃを持ってくる場合も。飼い主さんの関心が自分に向いていないと感じているのでしょう。おもちゃを持っていけば、こちらを振り向いてくれるかも?と期待しているに違いありません。
飼い主さんが猫以外に集中しているとき、わざといたずらをして関心を引こうとする場合があります。それと同じ心境なのでしょう。忙しくても少し手を止めて、構ってあげると満足してくれる場合があります。
5.隠そうとしている
おもちゃを誰かに奪われまいと、隠そうとしている可能性もあります。飼い主さんの側なら、安心だと思っているのでしょう。「ここなら、取られないにゃ」と考えているのです。
これは、飼い主さんへの信頼があるからこその行動です。愛猫の気持ちを汲んで、どこかへ隠してあげるとよいかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:にゃんたろう♂ / 8歳 / mix / 5.1kg
猫が飼い主さんの元へおもちゃを持ってくる理由は、どうやら関わり合いを持ちたいからのようです。子猫のような気分のときもあり、逆に母猫のような気分のときもあり。愛猫の気持ちを察して、よりよい関係を築いていけるとよいですね!