猫が飼い主さんの服の中に入る理由
1.狭くて暗いところが好きだから
猫は狭くて暗いところを好みます。飼い主さんの服の中も狭くて暗い空間なので、潜り込むと落ち着くのでしょう。また狭くて暗いところを見つけると、猫は「何か獲物が潜んでいるのでは…」と期待します。何かあるかどうかをチェックする目的で、飼い主さんの服の中に入ってくる猫もいるようです。
2.暖をとりたいから
猫は寒さを感じている時に、暖をとりたいという理由で服の中に入ることもあるようです。飼い主さんの着ている服の中に入ると、飼い主さんの温もりと服に包まれて猫の体もポカポカに温まります。もしも愛猫が寒がっているようなら、室温を調整するなどの対策もしてあげたいですね。
3.飼い主さんの匂いがして安心するから
猫は、信頼している飼い主さんの匂いを嗅ぐと安心します。服の中に入って飼い主さんの匂いに包まれるのは、猫にとって心安らぐ幸せなひと時なのでしょう。愛猫が留守番中に不安を感じるようなら、飼い主さんの匂いがついた服を置いておくと安心して過ごせるのでおすすめです。
4.飼い主さんに甘えたいから
飼い主さんに甘えたくなった愛猫が、「構ってよ~」とアピールするために服の中に入ってくることもあります。飼い主さんが「邪魔だよー」と服の中から追い出すと、愛猫が寂しい気持ちになってしまうので、できれば満足するまで服の中にいさせてあげましょう。
猫に服の中に入られると服が伸びたり、爪が引っかかってボロボロになったりすることもあるかもしれませんが、甘えん坊な愛猫のせいなら許せてしまいますよね♪
猫が好むのはどんな服?
愛猫にぜひとも服の中に入ってきてほしいという飼い主さんは、猫が好む服を着てみましょう。猫が好むのは柔らかくて触り心地の良い、ふわふわした服やもこもこした服です。ふわふわの素材やもこもこの素材に包まれると温かいので、冬は特に猫に喜んでもらえるでしょう。
たとえ服の中にまで入ってこなくても、触り心地のよい服を着ている飼い主さんに抱っこされるだけでも、愛猫は気持ちよくてリラックスできます。もっと猫と仲良くなりたい方は、オシャレよりも猫の好みを重視して服を選んでみてくださいね!
レースなどの装飾の多い服やチュール素材の服は、猫の爪が引っかかりやすいので注意が必要です。爪が引っかかると服がボロボロになるだけでなく、爪が折れるなど猫の怪我にも繋がるので、猫と接する時はシンプルで安全な服を着たいところです。
まとめ
今日のねこちゃんより:もも丸とと丸♂ / スコティッシュフォールド / 2kg
狭くて暗いところが好きだったり寒い時に温もりを求めたりするのは、全ての猫に共通することですが、飼い主さんのことが大好きでなければわざわざ服の中に入ってくることはないでしょう。
愛猫が服の中に入ってきた時は「服が伸びちゃう…」「そこにいられると動けない」などと迷惑がらずに、「懐いてくれてるんだな」「可愛い甘え方だな」とポジティブに受け止めてあげてください♪
また飼い主さんがいらなくなった服を床に置いておくと、猫が中に入って遊んだりベッド代わりにしてお昼寝したりすることがあります。処分する前に、愛猫が気に入るか確かめてみるのもおすすめですよ。