1.猫について学び続ける
猫を飼うとなれば、学ぶべき点は多くあります。正しい猫の飼い方を学ばなければ、予想外の出来事で猫との暮らしが難しくなります。最悪、猫の命を脅かすことも危惧されます。キャットフードの選び方や与え方、トイレやお手入れなどの知識を書籍や専門家などから学び続けられる人が飼い主だと、猫も幸せです。
2.何が危険か理解している
猫は非常にデリケートな生き物。人間にとっては危険性がないものでも、猫にとっては猛毒であることは珍しくありません。代表的なのは植物のユリです。猫にとってユリは猛毒な植物で少量でも摂取してしまうと命に関わります。花そのものや花粉はもちろん、ユリを挿していた水も危険です。
その他にも猫にとって危険性が高い物は多々あります。そうした危険物を猫の生活環境から取り除けることも優れた飼い主さんの条件です。
3.人間感覚で接しない
当たり前ですが猫と人間は違う生き物です。人間と同じ感覚で接すると猫にとって負担となります。たとえば、猫は苦味を敏感に感じられる反面、甘味を感じにくい味覚構造をしています。人間が好きな甘いスイーツも猫にとっては、それほど美味しいものではありません。
また、スイーツで定番の生クリームなど乳製品も猫は体内で正常に処理できないため下痢を引き起こすことがあります。食べ物の感じ方や食べられる物の種類だけでなく、猫と人間には異なる部分が多いことを理解しておくことで、猫に負担をかけることは少なくなります。
4.愛情を持っている
猫にとって理想な飼い主の条件は、何といっても自分に愛情をもって接してくれているかどうかです。猫には人間の言葉を使った愛情表現は伝わりませんが、日頃のお世話やお手入れなど行動の端々で、自分に愛情を持って接してくれていると理解します。
信頼関係を築くことで、飼い主さんのことを信頼できる母親のように認知する子もいます。猫から親代わりと思ってもらえるかどうかも、猫の飼い主さんが目指すべき目標といえます。
まとめ
猫にとって飼い主さんとは、自分のお世話をしてくれる大切な存在。しかし、飼い主さんが適当に飼育してしまうと良好な関係を築けなくなり、問題行動も頻繁に引き起こす可能性があります。場合によっては、猫を危険な目に遭わせることも懸念されます。今回紹介した条件の達成を目標に、猫から頼られる飼い主さんを目指してみてください。