猫に気持ちを伝えるコツとは?
「大好きだよ」や「もっとこうしてほしいなぁ」など、愛猫に自分の気持ちを伝えたい!と思う飼い主さんは多いのではないでしょうか。
一生懸命伝えようとしているけど、なかなか気持ちが伝わらなかったり、本当に伝わっているのか不安に感じている人もきっとたくさんいることでしょう。
そこで今回は、猫に気持ちを上手く伝えるコツについて効果的な方法をいくつか紹介してまいります。猫ともっとコミュニケーションがとりたい!と思っている方のお役に立てたら幸いです。
1.ごはんやおやつを使って伝える
「よく頑張ったね!」「大好きだよ」という気持ちを伝えるのにおすすめなのが、ごはんやおやつを使った方法です。
大半の猫は、大好物のごはんやおやつを目の前にしたら気分も上がるはず。猫の大好物なものを与えることによって好意的な気持ちを伝えるのは非常におすすめです。猫からも「この人は自分の好きな物をくれる良い人だ」と思ってもらえる可能性も一気に高まることでしょう。
ただし、いくら喜んでくれるからといって、むやみやたらにごはんやおやつを与えすぎないように注意しましょう。ごはんやおやつの過剰摂取は、肥満や病気の原因にもなりやすいので与えすぎは厳禁です。
2.目を細めながら猫を見つめる
「好きだよ」という気持ちを伝えるのにおすすめな方法がもうひとつあります。それが「目を細めた状態で猫を見つめる」です。
猫は好きな相手や戦いたくない(戦う必要がない)相手に対して目を細めたり、あえて視線を外すことがあります。このような行動をとることによって「自分はあなたの敵ではありませんよ」と伝える習慣があるのです。
そのため、猫に向かって目を細めれば、こちらは敵意がないということを伝えやすくなります。もしくは、わざと猫の視線と目が合わないように目を逸らすのもおすすめです。
反対に、目を大きく開いた状態で猫の目をまじまじと見つめると「敵意がある」といった意思表示になってしまうので注意しましょう。
3.叱らないといけない時は手短に!
「大好き」という好意的な気持ちを伝えたいシーンもたくさんあると思いますが、反対に「それはやめてほしい」といったように叱らないといけないシーンが出てくる時もあります。
もし猫が何か悪いこと(イタズラ等)をして叱らないといけない時は、できるだけ手短に、でも猫にしっかりと伝わるように工夫しましょう。
例えば、猫は大きな音が苦手な傾向にあるので、イタズラをした瞬間大きく拍手したり「コラ」と大声を出して、猫の動きを止めるといった行動は効果的です。苦手な音や声をあえて出すことによって(このイタズラをすると嫌なことが起きるからやめておこう)と思ってもらえる可能性が高まります。
ただし、猫が嫌なことや苦手なことを長々とやってしまうと大きなストレスになってしまうので、叱る時はできるだけ手短に、でも猫の印象に残るように伝えるのがポイントです。
まとめ
猫へ気持ちを伝えるのはなかなか難しい…と思っている人もいるかもしれませんが、猫の習性や好みなどを上手く利用して伝えればきっと猫にも気持ちが伝わりやすくなるはずです。
猫に気持ちを伝える方法を模索している人はぜひ今回紹介したコツを試してみてくださいね!