猫はどんな気持ちで窓の外を見つめている?
突然ですが、あなたのおうちの猫は窓の外を見つめるのは好きですか?
「気がついたらいつも窓の外を見つめている」「窓辺が愛猫のお気に入りスポットになっている」というご家庭もきっと多いかと思います。
そもそもなぜ猫はこんなにも窓の外を見つめるのが好きなのでしょうか。
その理由や猫の気持ちについて、今回は詳しく紹介してまいります。
1.外の鳥や虫が気になっている
猫にとって虫や小さい鳥などは、格好の獲物といえます。実際、野良猫は虫や鳥などの小さな生き物を捕まえて食べているため、たとえ飼い猫であっても、本能的にそのような生き物を見つけると狩猟本能がうずうずとしてしまうのでしょう。
窓の目の前をいろんな虫や鳥が通り過ぎることもきっとたくさんあると思うので、(獲物が気になる!獲物を捕まえたい!)というような気持ちで窓の外を見つめている猫はきっと少なくありません。
なかには、虫や鳥などの獲物を見つけて「カカカカ!」という鳴き声を出す猫もいます。このような鳴き声を出す時は「獲物が目の前にいるのに捕まえられない」という気持ちになっている可能性が高いといえます。
2.外にいる人や物音気になっている
外を歩いている人や、外から聞こえる物音などが気になって窓の外を眺める猫も多いです。見たことがないさまざまな人たちや、初めて聞く外からの音に興味をそそられるのでしょう。
また中には、飼い主さんがお出かけ中の間、窓辺にじーっと張りついて、飼い主さんが帰ってくるのを健気に待っている猫もいるようです。
いち早く飼い主さんの帰宅に気付きたい!という猫なりの愛の形といえますね。
3.外の匂いが気になっている
窓を網戸の状態にしている時などは、そこから外の匂いも入ってきます。猫は匂いにとても敏感な生き物なので、見知らぬ匂いや興味深い匂いなどを嗅ぎつけて窓の近くにすぐ寄ってくる場合も多いようです。
草木の匂いや野良猫の匂い、外を行き交う人たちの匂い、車やバイク等のガソリンの匂いなど、あらゆるものの匂いが気になって窓の近くで嗅ぎ取ろうとしているのでしょうね。
まとめ
猫にとって窓の外は、魅力的なものや気になるものがたくさん溢れている未知の世界ともいえます。
そのため、ついつい窓辺の近くで長居したくなってしまうのかもしれませんね。