猫の「Mマーク」模様に関する説のご紹介

猫の額にある「Mマーク」について、昔から様々な説が唱えられています。今回はそのうち3つをご紹介します。
1.祖先から受け継いだ
猫の起源はリビアヤマネコという動物です。リビアヤマネコが家畜化されてわたしたちが「猫」として可愛がっているイエネコになったと考えられています。
リビアヤマネコはキジトラにそっくりで額に4本の線の模様があります。猫はそれを受け継ぎ、4本の線が次第にMのマークに変化していったと考えられているのです。
猫は狩りをする動物です。獲物を待ち伏せている時に気づかれないようにする必要があります。また、敵に追われている時も見つからないようにしなければなりません。
額のMマークは、自然に溶け込んで見つからないようにする目的があるとされています。
2.ムハンマドの伝説
猫が好きだったと言われるイスラム教の開祖ムハンマドが猫の額にMマークをつけたという伝説があります。
ある猫がムハンマドを蛇から救い、感謝の意味でムハンマドが猫の額をなでました。すると猫の額にはMのマークがあらわれ、さらに、猫は優れた反射神経を授けられたそうです。
猫の額のMマークはムハンマドがなでた印だと信じられています。他にもイスラム教と猫に関するエピソードはたくさんあり、イスラム圏で猫はとても大切にされています。
3.マリア様の「M」
イエス・キリストが誕生した時、猫たちがマリア様を祝福しに集まりました。その時に猫の額にMマークがあらわれたというお話があります。
他には、赤ちゃんだったキリストのそばで猫が喉をゴロゴロと鳴らして慰めたところ、マリア様が猫の額にキスをしてMのマークがあらわれた、もしくはマリア様が猫の額に指でMを書いた、という伝説があります。
額に「M」マークがみられる猫種

額のMマークは、タビー(縞模様)の猫にみられます。
- マンチカン
- スコティッシュフォールド
- アメリカンショートヘアー
- アビシニアン
- ソマリ
- シンガプーラ
- ベンガル
- オシキャット
キジトラやサバトラなどのサバのような縞模様の猫だけでなく、アメリカンショートヘアーなどの体の側面の渦巻き模様、アビシニアンなどの1本の毛が複数の色に分かれている模様、ベンガルなどの斑点模様もタビーになります。
アビシニアンは模様がなく単色のようにも見えますが、額にはMのマークがあります。
まとめ

猫の額にある「Mマーク」の模様は、先祖にもあった模様を受け継いだ、ムハンマド説、マリア様説などの秘密があります。
そして、Mマークがあるのは、タビーの猫です。猫によってMのマークの形や濃さも違います。
表情やたたずまいが神秘的な猫ですが、額のMのマークにも伝説など色々な説があり、より一層魅力的に感じるのではないでしょうか。