猫が飼い主に『恩』を感じる5つのこと

猫が飼い主に『恩』を感じる5つのこと

一昔前は「猫は恩知らず」な動物として定着していました。しかし、実際は違います。今回は、猫の恩返しエピソードの例を混じえながら、猫が恩を感じることについて紹介していきます。

猫は恩知らずではない!

猫からの贈り物

猫は素っ気ない態度を取ることから、「恩知らず」と誤解されがちです。しかし、実際に猫と暮らしていると「そんなことないじゃない!」と思う瞬間に出くわすことがあるでしょう。

よく耳にする「猫の恩返し」の例を挙げてみます。

  • 家族の会話が増え、より良い関係になった
  • 物事が良い方向に動いた
  • 福を招いた
  • 亡くなった後に気配を感じることがあった
  • 生まれ変わりのような猫に出会った

「愛猫の成長」という共通の話題ができたことで、家族の関係性がより良くなったというエピソードはよく耳にします。中には、猫を迎えた後に物事が良い方向に動き、思いもよらぬ幸運が舞い込んで来たという話もあります。

そして、愛猫が旅立ってしまった後も似たような猫にご縁があったり、まるで紹介されてやって来たかのような出会いを果たす方もいます。

そう考えると、猫は繋がった縁を大切にする動物なのかもしれません。

猫が飼い主に恩を感じることとは

少女と子猫

私達が愛猫との出会いに感謝しているように、猫も飼い主さんに対して「ありがたい」と思う瞬間があります。

ここからは、猫の行動や習性から見えてくる「飼い主に恩を感じること」を紹介いたします。

1.家族に迎えてくれたこと

まずは飼い主さんとご縁があり、繋がれたことに感謝しているのではないでしょうか。

もしも飼い主さんと出会わなければ、少なくとも全く異なる猫生を歩んでいたはずです。

特に、過酷な外から救われた猫は、恩を感じずにはいられないでしょう。

2.お母さんでいてくれること

幼い頃から人と暮らす猫は、飼い主さんが母猫代わりです。

家猫の場合は独立する必要がないので、お母さんの存在が欠かせません。いつもそばにいてくれること、わがままを聞いてくれることなどが猫の安心感に繋がるでしょう。

ちなみに、猫の子育ては母猫がメインになるので、人間の場合も性別に関係なく「母」という認識になります。

3.いつも美味しいご飯が出てくること

ご飯を出される猫

飼い主さんがいることで、いつも美味しいご飯が食べられます。

外で暮らす猫は、いつ食事にありつけるか分からない生活を送っています。そのような過去を持つ猫は、「もう安心していいんだ」と思っていることでしょう。

4.トイレが清潔なこと

猫は本能的に、においを消したがる動物です。トイレのにおいもその1つで、基本的に汚い場所では排泄することをためらいます。

飼い主さんが掃除をしてくれることで、天敵に見つかるかもしれないという思いを抱えずに済んでいます。

5.体調不良に気づいてくれること

猫が、不調や体の故障を隠すのには理由があります。それは天敵に襲わないようにするためです。

体調が悪いと部屋の隅に隠れてしまうのは、安全な場所で回復を待つためなのです。

飼い主さんがいち早く異変気に気づくことで、不安でいっぱいの時間を短縮することができます。病院は好きになれないけれど、体が楽になることは感謝しているでしょう。

まとめ

猫の感謝

かつての猫は、「(人ではなく)家に付く」や、「3日で恩を忘れる」など不名誉なイメージを持たれていました。

それが時代の移り変わりと共に、少しずつプラスに転じています。猫が恩返しをしてくれているかのように思えるエピソードもよく耳にします。

普段の生活の中では、家族に迎えてくれたこと・母猫代わりとして毎日お世話をしてくれること・美味しいご飯にありつける安心感などに恩を感じています。

見返りを求めるものではありませんが、愛猫が「飼い主さんに出会えて幸せだったよ、ありがとう♡」と感じてもらえるように頑張りたいですね。

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