1.小さくなってじっとしている
へこんでいる時の猫は、しっぽを体に巻き付けて、体を小さくしてじっとしていることがあります。うなだれるようにしていると、表情の乏しいと言われる猫でも落ち込んでいるのかな、と心配になってしまいますね。
優しく名前を呼んだり、そっと撫でたりしてみましょう。しかし、触ろうとするとその場を去ってしまう場合は、触られたくないのかも知れません。追いかけずに放っておいてあげて下さいね。
隠れてしまうこともありますが、そのような場合も無理に引っ張り出そうとせずにそっとしておいてあげて下さい。気持ちが落ち着けば、自分から出てくるはずです。
2.ごはんを食べない
猫は環境の変化などのストレスに弱く、意外とデリケートです。へこんでいる時には、食欲が落ちてしまうことがあります。猫がストレスに感じていることに心当たりがあるなら、原因を取り除いたり対処してあげて下さいね。
それでも食欲不振が続く場合は病気が隠れているかも。食欲や元気がない以外に下痢や嘔吐がないか、発熱していないか、体を触って痛がる部分がないかなどをチェックしてみて下さい。気になることがあれば、動物病院で診てもらいましょう。
猫は何も口にしない状態が36時間以上続くと肝臓に負担がかかり、生命に危険が及ぶ可能性もあります。おやつも食べられないような場合は、早めに受診することをおすすめします。
3.おもちゃで遊ばない
大好きなおもちゃを目の前にしても遊ぼうとしない。とてもはしゃぐ気分ではないのでしょう。相当へこんでしまっているのかもしれませんね。
おもちゃで誘っても遊ぼうとしない時は、無理に遊ばせようとせず、様子を見ましょう。
4.呼びかけに反応しない
猫はマイペースなので、名前を呼んでも知らんぷりをしている、なんてこともあります。
しかし、いつも返事をしてくれたり、呼びかけると寄ってきてくれる猫が無反応なら、へこんでしまうことがあったのかもしれません。
近づくと逃げてしまうこともありますが、ひとりになりたいと思っているのかもしれません。追いかけずにそっとしておいてあげましょう。
まとめ
猫も嫌なことがあるとへこんでしまうことがあります。留守番の時間が長かったり、飼い主に構ってもらえなかった、同居猫とケンカして負けたなど、その理由は様々。
時間がたてば、次第に元気を取り戻していくことがほとんどですが、体調が悪くてへこんでいることもあります。
猫のへこんでいる時間が妙に長かったり、他に気になる症状がある時は動物病院を受診して下さいね。