1.どこででも爪とぎ
あっちでもこっちでもバリバリ…。猫が壁や家具で爪をとぐので家の中がボロボロ。猫の飼い主の多くが経験する困った行動ですね。
猫は、爪とぎがあるのに、それ以外の場所で爪とぎをしてしまうことがあります。気に入れば、何度でもそこで爪をとぎます。猫にとってはとぎやすい場所なのかもしれません。
しかし、猫の爪とぎは習性なので仕方がないもの。爪を立てられて怒る前に、対策をしておきましょう。
猫用の爪とぎは猫の好む素材のものを複数個所に設置したり、爪とぎをされて困る場所にはシートを貼る、爪とぎ防止スプレーを吹きかけておくなどの方法があります。猫の爪も切っておきましょう。
2.作業の邪魔をする
何か作業を始めると、決まって邪魔しに来るというのも「猫あるある」かもしれませんね。
猫が寝ているからと思って安心していると、いつの間にかそばへ来て、広げた新聞や雑誌に乗ったり、パソコンのキーボードに乗られてしまうなんてことも。そうなると、作業を中断せざるを得ません。どうやら猫はそれを知っていてわざとやっているようです。
猫が飼い主の邪魔をするのは、構ってほしいから。飼い主が、自分以外のものに集中しているのが気に入らないのです。そのため「こっちを見て!」と猛アピールしてきます。それも、飼い主が大好きだからこそ。かわいいけど、困ってしまう行動です。
3.朝起こしにくる
まだもう少し寝ていたいのに、必ず早朝に起こしに来る…そんな困った行動をする猫も多いですね。枕元で鳴いたり、そっと前足が出てきたり。ついつい負けて起きてしまうのではないでしょうか。
猫が寝ている飼い主を起こしに来るのは、要求があるからです。お腹がすいてごはんを催促したり、トイレが汚れたので掃除をしてほしいこともあります。構ってほしいのかもしれません。
前日の夜に寝るのが遅かった場合などは大変ですが、猫のおかげで早寝早起きできるようになったという飼い主も多いとか。
4.おみやげを持ってくる
完全室内飼いの猫ではあまりないかも知れませんが、外へ行く猫は飼い主に「おみやげ」を持って来ることがあります。
猫のおみやげとは、獲物。つまり、自分で捕らえた小鳥やネズミです。室内飼いでも、家の中で見つけた昆虫などを持って来ることがあるかもしれません。
これを持って来られると、飼い主としてはどうしていいものやら非常に困りますね。
狩りをするのは猫の本能からです。おみやげを持って来ても叱らずに、猫がその場を離れた時にこっそり処分しましょう。
まとめ
猫には楽しませてもらうことが多いですが、時には困った行動をすることもありますね。
猫の困った行動は、猫が持つ習性によるものがほとんどです。イタズラはしつけで防ぐこともできますが、イタズラができないよう事前に対策をしておく方がいいでしょう。
また、飼い主のことが大好きなために困らせてしまうこともあります。叱らずに対処してあげて下さいね。