猫が炊飯器の上に乗るのをやめさせるには?
猫にとって炊飯器のサイズは「乗っかりやすいちょうど良いサイズ感」ともいえます。保温状態にしているとホカホカとしているので、体を温めるために炊飯器の上に乗りたがる猫も多いといえるでしょう。
また食いしん坊な猫の場合、炊き立てのごはんの匂いにつられてつい炊飯器の近くに陣取ってしまう子もいます。
このような理由から、炊飯器に乗るのが癖になる猫はたくさんいるのです。
とはいえ、ごはんが炊き立ての状態の炊飯器は高温になって危険ですし、食べ物を扱う機器なので衛生的にも不安がありますよね。
そこで今回は、猫が炊飯器に乗らないようにする「おすすめの対策」について紹介してまいります。
1.高い場所に炊飯器を設置する
もし可能であれば、猫が登れないような高い場所に炊飯器を設置するのもひとつの対策といえます。
ただし、猫はけっこう高さのある場所でも、大ジャンプをして登ることができます。1メートルの高さ程度だと簡単に炊飯器のところまでたどり着けてしまう可能性があるため注意が必要です。
そのため、もし高いところに設置するのであれば、かなり高さのある場所に置くのがおすすめです。
2.猫が立ち入らない部屋に炊飯器を設置する
そもそも炊飯器の設置してある場所に、猫が簡単に立ち入らないように対策してしまうのもおすすめです。
キッチンの入り口に猫よけアイテムを置いたり、キッチンのある部屋とは別に猫の居住スペースを作ってあげるとよいでしょう。
また炊飯器を暖房器具代わりに使っているようであれば、キッチンとは別の部屋に暖房を設置してあげたり、あったかグッズを置いてあげるのもおすすめです。
炊飯器のほかにもキッチン周りには、包丁やお皿などの割れ物といった危険なものがたくさん置いてあるので、できるだけキッチンには猫が立ち入らないようにしておくのが安全です。
3.炊飯器に乗ろうとしたら大声で叱る
猫が炊飯器に乗ったところを見かけたら、その瞬間大声を出して叱るのも効果的です。
猫は大きな声や音を苦手とする傾向にあるため、毎回炊飯器に乗るたびに大声で叱るようにすれば「炊飯器に乗ると大声を出されてうるさいからやめておこう」という思考になる可能性が高まります。
ただし、むやみやたらに大声を出してしまうと、猫にとって大きなストレスとなる可能性も。猫が炊飯器に乗った瞬間を目撃した時だけ叫ぶようにして、極力大声を出す頻度は抑えるようにしましょう。
まとめ
猫が炊飯器に乗らないように対策するのは、猫の安全確保のためにも必要なことといえます。
もし愛猫が炊飯器に乗るのが癖になっている場合は、できるだけすみやかに対策するようにしましょう。