猫が喧嘩をする原因と止めるべきタイミングとは
猫を飼う人が増えている近年、なかには2匹以上の猫を多頭飼いしている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
多頭飼いをしている場合、いくら毎日同じ屋根の下で一緒に暮らしているとはいえ、猫同士のあいだでトラブルが起きて揉めることもあるでしょう。
もし猫同士で喧嘩が起きた場合、飼い主さんはどのようなタイミングで喧嘩をやめさせればよいのか、そもそもなぜ猫同士で喧嘩が起きてしまうのかについて詳しく解説してまいります。
1.縄張りに勝手に侵入された時
猫は自分の縄張りを大切にする傾向にあります。「自分の縄張りには誰も踏み入らせたくない」「勝手に侵入するなんてもってのほか」と思っている猫も多いのです。
そのため、いくら一緒に暮らしている仲間とはいえ勝手に縄張りに侵入されると怒る猫もいます。
縄張り関係で猫同士が喧嘩を始めてしまった場合は、まず猫同士の間に飼い主さんが割って入ってあげて、縄張りに侵入してしまったほうの猫を別の部屋へ速やかに隔離しましょう。
2.食べ物の奪い合いが起きた時
ちゃんと平等にごはんやおやつを与えていたとしても、相手が食べているものまで欲しくなってしまうのは、人間もそして猫も同じといえるでしょう。勝手に他の猫の分のごはんやおやつまで奪ってしまい、そこから喧嘩が勃発することもあります。
もし勝手に他の猫のごはんやおやつを奪おうとしている場合は、速やかに飼い主さんがストップさせてあげましょう。そして、別の部屋でそれぞれごはんやおやつを与えるなどの対策をとるようにしましょう。
3.遊びのつもりがいつの間にか本気になることも…
最初は遊びで戯れあっていただけなのに、いつの間にか本気の喧嘩になってしまうこともよくあるケースです。
人間同士でも最初は冗談のつもりだったのに、気が付いたらお互いイラつきながら本気で言い合ったり喧嘩してしまうことってありますよね。それと同じで猫もいつのまにか本気スイッチが入ってしまうことがあるのです。
このような時は、「本気の喧嘩になってしまった時点で猫同士を引き離す」のがベストといえるでしょう。
まとめ
猫同士の喧嘩はなるべく早めの段階で引き離したり、隔離してあげるのが好ましいです。
そして猫たちの気持ちが完全に落ち着いたタイミングで、また対面させてあげましょう。